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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第1章 非日常編
5/98

第5話 突発的な出来事

 家に帰ってきた。


「ただいまー。」


 蒼は少し疲れた表情で言った。


 …と言っても誰もいないが。


 そう我が家には俺しか住んでない。理由は簡単だ。この妖街(あやかしがい)に俺だけで越してきたから。俺の親は良いところに就いているから金だけはある。


 …ここに来たいって言ったのは俺だが。少し寂しいな。今までお帰りと返事が返ってきたが今はないし。


 蒼は少し悲しげな表情をした。


「お帰りぃー。ひっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっひ。」


 どこからか女性の声が聞こえてきた。


「ひぇっ?」


 蒼は周りを見て誰もいないことを確認した。


 ちょっと待った!今おかしくなかったか?今俺の家には…まじで誰もいないはずだ。


 しかも今、俺の近くで聞こえてき…た。ちょ、ちょ、ちょー!えー、何?怖っ!!!いくら俺がステータス画面見えるからって、こんな怖いことあっていいのか?あれか?まさか事故物件。


 そういえば、この家借りる時なんか言ってたような…。自業自得じゃん!ていぅかよく今まで気づかんかったな!ある意味すげぇわ!何がいるのか鑑定使えばわかるかな???周りに視線を向け適当に鑑定!


―レイス(女)―

レベル25

☆スキル☆

呪術 物理耐性

☆称号☆

怨霊 地縛霊 下位霊

☆状態☆

死 軽度の興奮


 はっ?何これ?レベル25だって?俺まだレベル17だぞ。か、か、勝てねぇ。ていぅかこんなチートじゃねぇか?普通の人レベル0だし、攻撃できなねぇぞ。


 あっ!だから晴明先生みたいな人いるのね。俺なんかあったっけ?あっ、回復魔法あったわ。なんか霊とかってHPマイナス方面ぽいし回復させて0にすればある意味死ぬんじゃ?よし。


 蒼は右の手のひらを鑑定結果が出た場所に向け回復魔法を唱えた。


「ヒール!!!」

「ぎyaaaaaaぁー!!!ぐSo、よくmO、死ねeeeeぇー!!!」


 透明な女性が現れ、蒼にとびかかってきた。


「なんかでてきたー!!!もいっちょ、ヒール!」


 蒼は透明な女性に向けて回復魔法をぶつけた。


「Kyaaaaぁー!!!いmA、いくwあーaなた…。」


 透明な女性は徐々に消えていった。


 よし!倒したわー。なんか最後に「今行くわ、あなた…。」って聞こえたような???まっいっか。


《レベルが17から21に上がった。》

「えっ!今ので4も上がったのか?効率いいな!」


 これから霊を狙っていくか!いやいや、それはねぇわ。怖すぎっしょ!誰かもう1人ぐらいいねぇとな。


 晴明先生は…逆に言ったら止められそうやな。やけど他にいるか?黒田は?いや足手まといやし、逆に危なそう。あの称号見た後だとなぁー。やっぱり晴明先生かな?明日頼んでみるか?まぁやってみるだけやってみよう。


 あっ、ついでに自己ステータス見とくか。


―ステータス―

レベル21

☆スキル☆

ステータス 鑑定 アイテムボックス 回復魔法 身体強化 神聖魔法

☆称号☆

黒い悪魔を倒す者 虫の天敵 魔法使い 戦士 変人 主人公(笑) 霊の天敵 魂の送還者

☆状態☆

生 冷静?


「はぁー???」

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