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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第2章 ダンジョン編
46/98

第46話 過剰戦力が加わった!

 ミナとの自己紹介が終わった後…俺は俺の自信がポッキリ折れる覚悟を持ちながら鑑定Ⅳしてみた。鑑定結果は…これ!


―エレメス・フォン・ミナ (女) 15920歳―

レベル999(+2500)(上限)

☆種族☆

氷古龍

☆スキル☆

進化Ⅴ 氷古龍Ⅴ 身体強化Ⅴ 限界突破Ⅴ アイテムボックス 人化Ⅴ 神格Ⅲ

☆称号☆

氷古龍 戦士 戦闘狂 神に近づきし者

☆状態☆

生 冷静

☆備考☆

熊井 蒼を警戒している。


1/2→


―パラメータ―

HP99999 MP99999 SP99999

Pow99999 Vit99999 Spe99999 Int99999 Luk900


←2/2


―氷古龍Ⅴ―

氷古龍の基本的なスキルを統合したスキル。

ブレスや飛行など。

―神格Ⅲ―

鑑定Ⅴがないと鑑定不能。

―氷古龍―

氷龍で長生きした者に与えられる称号。

あるスキルが統合され氷古龍のスキルを獲得する。


 やっぱな!エルが1人だけが強いわけないよな!これを見た後やと残りの古龍も同じパラメータなんだろうな!


 蒼の自信にヒビが入った。


 ミナの方が神格がエルよりランク高いし、エルより強いのかも?


 もう俺は諦めたぜ!だけどな!俺だって進化すれば強くなれるもん!備考で俺を警戒してるらしいけどなあんたの友達に手出してすらいないから!


 俺は称号にヘタレ野郎持ちだからな!えっへん!…グスッ!


 蒼の自信は折れた。


「えーっと、ミナさん?俺はエルに手とか全然出してませんから。そんな目で見ないでくれませんか?ちょっと怖いんですけど。」


 蒼は手のひらをミナに向けながら言った。


「ホントですか〜?この子は昔からおっちょこちょいなので心配なんですよ〜。」


 ミナはエルの頭を軽く撫でながら言った。


「我がおっちょこちょいなわけないじゃろ?それに我と蒼は…もう一緒に寝るぐらいの仲じゃ!」


 エルは顔を少し赤く染めた。


「蒼さん〜?」


 ミナは蒼をにらんだ。


「ちょっ!紛らわしいこと言ってんじゃねぇよ!お前が勝手に人のベットに入ってきたんじゃねぇか!」


 蒼はエルにビシッと指をさした。


「フハハ!冗談じゃ、冗談。すまんのじゃ!」


 エルは笑いをこらえられず笑ってしまった。


「もうやめてくれよな!」

「分かったのじゃ!」

「ふふっ、仲が良いのですね〜。ちょっとだけ妬けちゃいます〜。」


 ミナはヤキモチを焼いた。


「そんなことよりもミナさん?ここにいたはずなダンジョンボスはどこにいるんですか?」


 蒼は首を傾けた。


「ミナでいいですよ〜。ダンジョンボスは私がここに召喚された時に気絶しちゃいました〜。無理矢理私を隷属しようとしたのでのびちゃいました〜。格が違い過ぎたからですね〜。そこでのびてますよ〜。」


 ミナは壁の方を指さした。


「うわー。あれって殺しちゃっていいですか?」


 蒼はダンジョンボスを指さした。


「いいですよ〜。」


 許可も貰ったし…経験値ゲットだぜ!進化刀IIで心臓をブッ刺す!


《レベルが302から329に上がった。》


 よし、大量経験値ゲットだぜ!やっぱりダンジョンボスは経験値をたくさんもってんな!


《東京ダンジョンが攻略されました。ダンジョン最下層に転移魔法陣が設置されます。数分後にダンジョンが崩壊します。》

「さてと、エル行こうぜ!次は中国のペキンにあるダンジョンだ!頑張っていこうぜ!」


 蒼は両手を上げてやる気をだした。


「そうじゃの。行くとするのじゃ!」

「私も一緒に行っていいですよね〜?ちゃんと手伝いますよ〜。こう見えて強いんです〜。」


 ミナは腕に小さい力こぶをつくる。


「過剰戦力のような気がしますが?まぁありがたいのでよろしくお願いします!」


 蒼は軽く頭を下げた。


「はい〜。よろしくお願いします〜。できれば、その敬語?をやめて欲しいのですが〜?」

「そうじゃ、早くその変な敬語をやめるのじゃ!」

「ひでぇ!俺かって頑張って慣れない敬語やってたのに!そこまで言うのならいつも通りに戻すぞ!」


 蒼は敬語?をやめた。


「それで良いのじゃ!」


 次は中国のペキンのダンジョンだ!


 蒼達は転移魔法陣に乗った。

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