第41話 ある意味寝起きドッキリ!
ダンジョン攻略後、深夜になっていたのでさすがにキツイが宿題を終わらせて寝た。エルは空いている部屋に寝させた。
朝起きるとなんか体が…重い?まさか!…と思い布団をめくると…エルがいるではあーりませんかー!っておい!
なんか当たっていていて嬉し…ゲフンッゲフンッ!このまま起こさないでおこうか?
蒼はエルを起こさず、ある感触を楽しんだ。
〜蒼がエルを起こさず十数分後〜
「うーん、ムニャムニャ。アレなんで蒼が我のベッドにおるのじゃ?」
エルは目をこすりながら起きた。
「エル。お前が俺のベッドにいるんだぞ。ありがとうございました!じゃなくて寝相が悪いだけとは言えないぞさすがにな。」
蒼はある感触を思い出した。
「ふぁー。昔からこんなんじゃ。我は友達が来てた時も朝起きたらよく友達のベッドにいたのじゃ!」
エルは欠伸をしながら話した。
「そうか。その友達が羨まし…ゲフンゲフンッ!大変だったんだろうな!俺と代わって欲し…ゲフン!」
「ぐぅ〜〜。…それよりじゃ。お腹が減ったのじゃ!ご飯〜!」
エルはお腹の音を鳴らした。
「分かった分かった。分かったからまずどいてくれ。動けねぇからさ。」
「分かったのじゃ。」
「おう。少し待っていてくれ。今作るから。」
蒼は立ち上がって移動し始めた。
「分かったのじゃ!」
〜数分後〜
「できたぞ、ほれ!」
蒼は朝飯を作ってテーブルの上に置いた。
「どれも美味しそうなのじゃ!」
エルは朝飯を見わたす。
「エルは箸って使えるか?使えないのならフォークやナイフだすけど。」
蒼は箸を見せながらフォークとナイフを用意する。
「ハシじゃと?使い方が分からないのじゃ。フォークとナイフをくれなのじゃ!」
「ほい。」
蒼はフォークとナイフを手渡した。
「ありがとなのじゃ!」
今日の朝飯は白米、えのきと豆腐の味噌汁、目玉焼き2個、キャベツやトマトなどのサラダだ!我ながらよくできてるぜ!
「美味しいのじゃ!肉が食べたいのじゃがこれだけでもいけるのじゃ!この白米といのも噛むと甘みがでて美味しいのじゃ!」
エルは朝飯をガツガツと食べる。
「そうガツガツ食べてないでゆっくり食べな!喉詰まらせるからな!」
蒼はゆっくり食べる。
「うっ!飲み物が欲しいのじゃぁ〜!」
エルは喉を詰まらせた。
「ほら言わんこっちゃない。ほい、お茶!」
蒼はエルにお茶を渡す。
「ありがとなのじゃ!ゴクッ、ゴクッ!プハー!生きかえるのじゃ〜!」
エルはオッサンのようにお茶を飲んだ。
こうして食べてると家族を思い出してしまうぜ!少し寂しいが今はエルがいるしな!
それにしても今日の学校休もうかな?エルに色々教えないといけないし。
学校に連絡をして理由は…腹痛にしとくか!ムッチャ恥ずいけどな!




