第40話 ダンジョンボス討伐してみた!
俺たちの目の前に現れたブーメランパンツを履いた筋骨隆々な黒い肌のオッサンって…誰得?
「お前がダンジョンボスか!よくもこんなとこに連れてきやがったな!俺は早く帰らないといかんのに!」
蒼はダンジョンボスに指を指す。
「そんなん知るかっ!俺様のダンジョンにきた初めての奴がお前みたいなのだとこっちが疲れるわ!
最初の階層を簡単にすませるし、後の階層ほとんどそこの龍のおかげじゃねぇか!トラップなんてほとんどスルーしてただろうが!しかも俺様の城をぶち壊しやがってふざけんな!正々堂々とこいや!」
ダンジョンボスは蒼を煽る。
「そんなん知るか!自業自得だ!このバァ〜カ!」
「なんだと!バカっていた方がバカだ!このバカ!」
「お主らやめんか!それよりも恨み果たすのじゃろ!早くしないと…我がしてしまうぞ!」
エルはダンジョンボスをにらむ。
「そうだった!おい、ダンジョンボス。テメェは絶対にブチ殺してやるからな!」
蒼はダンジョンボスに指をさして中指を立てた。
「人間ごときに俺様がやられるはずがないわ!」
このやろ〜!鑑定Ⅳ!
―デミアルザス (男) 0歳―
レベル500
☆種族☆
ダンジョンボス
☆スキル☆
闇魔法Ⅴ 筋肉増強Ⅴ 強奪Ⅴ
☆称号☆
ダンジョンボス 魔法使い 強奪者 成金
☆状態☆
生 激怒
☆備考☆
特になし
1/2→
―パラメータ―
HP10970 MP9960 SP10259
Pow6824 Vit5028 Spe5791 Int7099 Luk101
←2/2
―ダンジョンボス―
ダンジョンボスとしてダンジョンに作られた魔物。
―闇魔法Ⅴ―
MPを消費して闇属性の魔法を放てるスキル。
ダーク、メガダーク、ギガダーク、闇空間、闇創造が使用可能。
―強奪Ⅴ―
倒した相手のスキルを任意で1つ、確率で強奪するスキル。
現在100%。
―ダンジョンボス―
ダンジョンのボスに与えられる称号。
―強奪者―
強奪のスキルを獲得した者に与えられる称号。
―成金―
成金趣味を持つ者に与えられる称号。
アレだけは欲しいな!どうしよう使っちゃう?アレ使えば手に入るんだけど。んー使うか!
アイテムボックスからアレを取り出して飲み込む。
《対象を選択してください。》
「デミアルザス、強奪Ⅴ!」
《強奪Ⅴのスキルを強奪しました。》
そう俺はガチャで手に入れた強奪玉を使ったのだ!これで俺のスキルががっぽがっぽ!グハハー!
「なんか急に笑いだしやがったぞ!気持ち悪っ!」
「ッ!つい声に出てしまった!いやな、お前倒すのが簡単すぎてついつい笑っちゃったぜ!」
蒼は腹を抱えて笑うフリをする。
「なんだと!お前なんか俺だって簡単に倒せるわ!」
「負け惜しみはよせやい。」
蒼は手を軽くふった。
硬化身強化!アイテムボックス!装備して!
蒼が足を一歩前に出すと…デミアルザスとの距離はなくなった。
ちょ、マジか!動かしにくいな!…がもう慣れたぜ!進化刀Ⅱを振り下ろす!
蒼はデミアルザスの左肩から右腰まで斬り裂いた。
「グハッ!」
続いてデミアルザスの右腕を進化刀Ⅱで斬る!
ズバッと綺麗に斬れる。
デミアルザスの右腕が飛んでいく。
「グァッ!俺様の右腕がぁぁぁぁ!貴様ぁぁぁぁ!」
デミアルザスは自分の右腕を抑えて吠える。
「雑魚が吠えてんじゃねえよっ!」
蒼は嘲笑を含めた言い方をした。
デミアルザスは残った左腕で反撃してくる。
デミアルザスの左腕には黒いモヤがいつの間にかできていた!だがな、甘いんだよ!一歩踏み出してすれ違いざま両足を切断する。
「いつの間にかに俺様の両足がぁぁぁぁぁぁ!」
デミアルザスは両足を残った左腕で触ろうとした。
「じゃあな!」
蒼は動けないデミアルザスの首に一閃し、胴体とお別れさせる。
《レベルが235から302に上がった。》
「討伐成功!早速強奪Ⅴを試してみるか!強奪Ⅴ!」
蒼はデミアルザスの死体に目を向けた。
《対象のスキルを選んでください。》
「闇魔法Ⅴ!」
《闇魔法Ⅴのスキルを強奪しました。》
「おおーこんな感じになるのか!」
「どうやら終わったようじゃな!」
エルは蒼の後ろから近づいた。
「すまんな、トドメさしちゃって!エルも恨み果たしたかっただろうに。」
「いいのじゃ!見てて面白かったしのぅ。」
「ならよかったぜ!」
これでダンジョンボス倒したけどどうやって帰れるんだ?
《ダンジョンが攻略されました。ダンジョン最下層に転移魔法陣が設置されます。数分後にダンジョンが崩壊します。》
「「えっ!」」
蒼達は驚いて声をだした。
「今の聞こえたか?」
「聞こえたのじゃ!」
「崩壊するってよ!行こうぜ!」
蒼は転移魔法陣に指をさした。
「そうじゃのぅ。これでここともおさらばじゃ!」
そして転移魔法陣に2人で乗った。
〜転移後〜
はっ!ここは…俺の家の玄関じゃん!一瞬で移動したな!これいいな!それじゃ家に帰るか!その前に…
「エル、お帰り。そして今後ともよろしくな!」
蒼はエルに手をだした。
「ただいまなのじゃ!よろしくのぅ、蒼!」
エルは蒼の手を握った。
「「ふふっ!」」
蒼とエルは互いに笑いあった。
こうしてダンジョンを攻略し、新たな住人が増えたのであった!




