表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第1章 非日常編
22/98

第22話 もう本気で泣きたい、、、。

 〜エレベーターで降りた後〜

 紅 香奈さんか〜。名前から考えると赤い髪をしてて男まさりな感じかな?The姉御みたいな?そういうことなら楽しみだなぁ〜。


「さて訓練場につきました。今から紅さんを呼ぶので少しここで待っていてくださいね。」


 奏は香奈を呼びに行った。


「はい!」


 〜数分後〜


「お前が熊井 蒼か!私が紅 香奈だ!」

「えっ?マジですか?」


 そう言って現れた紅さんは…想像してたThe姉御ではなく、黒髪ショートで推定120cmの背中に身長と比べてデカイバスターソードをくくりつけている。ちっちゃくて可愛い女の子だった…?


「どうしたんだ?」

「すみません。想像してた紅さんと全然違っていて、ビックリしてただけです。」

「そうか。ちなみにどういう所がだ?」

「黒髪でちっちゃくて可愛いロリな所です。…っあ、やべ!」


 蒼は口を急いで隠す。


「ほう。私がちっちゃくて可愛いロリだと。ちっちゃくて可愛いロリ…ねぇ?」


 香奈が蒼を笑顔でにらむ。


「ひゃっ!す、すみませんでしたー!」


 蒼は直角に腰を曲げて謝った。


「まあいい。それでお前は本当に弟子になりたいんだな?私は厳しいぞ?」


 香奈は腕を組んで蒼を見る。


「はい!頑張ってついていきます!」


 蒼は勢いよく返事をする。


「そうか。なら休日は私の所に来い。どうせ平日は学業を営まないといけないのだろう?私も平日は自分の修行をしたいしな!」

「これからよろしくお願いします。そこで質問なんですが。休日は、どこに向かえばいいんですか?」


 蒼は頭を下げ、少し頭を上げて質問する。


「私の家に来い。道場があるからそこでやるぞ。」

「そうですか。どこに家があるのでしょうか?」

「お前の学校の近くに神社があるはずだ。そこの中に私の家がある。」

「あーまさかあの神社かな?」

「ん?来たことがあるのか?」


 香奈は頭を傾ける。


「はい!この前1回だけお参りしたんですが?」

「そうか。来週からちゃんと来いよ?山内。私はもう戻っていいだろ?」

「はい。どうぞ。」


 あっ、そう言えば鑑定Ⅲしてねぇわ。一応しとこ。鑑定Ⅲ!


―紅 香奈 (女) 26歳―

レベル0

☆スキル☆

幸運(大) 成長率アップ(大) 紅流剣術Ⅴ 火魔術Ⅲ 身体強化Ⅴ 剛力Ⅳ 限界突破Ⅲ 指導Ⅱ

☆称号☆

運命神の加護(大) 戦神の加護(大) 紅家第16代目 魔術師 戦士 戦闘狂 指導者

☆状態☆

生 軽度の疲れ

☆備考☆

Sランク以上の実力を持ちながらもまだSランクになるには実績が足りないため昇格できない。


1/2→


 あっ、またこのパターン!もうやめて俺のライフは、もうゼロよ!何この人?神の加護2つあるやん!スキルでⅤのやつあるやん!バケモンやん!涙でてくるわ。グスッ!


 蒼は涙を少しだけ流した。


 鑑定がⅢになったからか知らんけどページ移動できるようになっとるし、おしてみよ。ポチッと!


―パラメータ―

HP10000 MP7500 SP12500

Pow5000(+1000) Vit3500 Spe4250 Int2500 Luk350(+300)


←2/2


 もう、お腹一杯ですよ。Luk以外何も勝ててないやん!泣くよ!本当に泣いちゃうよ!どんだけ世の中、俺に{俺Tueeee}させたくねぇの?グスッ!


 蒼は涙をたくさん涙を流した。


  …もう疲れた。残りは保留してもう終わろ…。


「熊井。どうしたんだ?そんなに涙を流して?」

「晴明先生。別に何でもないです。ただ世の中、俺に甘くないな…と思っただけです。」

「そ、そうか。生きてればいいこともあるって…な!頑張れ!」


 晴明が蒼の肩に手を置いて励ます。


「…はい。頑張ります!」

「それじゃあ、登録終わったし帰るぞ。これから1人で来ることがあるかもしれんから道覚えておけよ?」

「はい!」


 こんな感じで今日が終わった!グスッ、グスッ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ