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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第1章 非日常編
20/98

第20話 北乃の呪いをなくしてみた!

 おはっす!今日もいい天気だな!


 朝飯を食べて学校の準備、そして今日の運勢をテレビでみてみる。よし!今日の運勢は1位。やることなすことなんでもうまくいくそうだ。ラッキーアイテムは玉だ。アイテムボックスに入ってるし、大丈夫だな!さあ、行こう!


 蒼は家を出た。


 家を出たところで北乃と会った!どうせ学校では、まだ話せないだろう。なら今のうちだな!


「北乃。おはよう!」


 蒼はシノに片手を軽く上げる。


「おはよう…。風邪…大丈夫?」


 シノは蒼を心配そうな顔で見ている。


「おう、元気元気!それよりさ、北乃ってその呪いを消したいか?」

「それは…消したいに…決まってる…。」

「ならさ、この玉飲み込んで。」


 蒼は最高位浄化玉を見せる。


「何…その玉?」


 シノは首を傾ける。


「レアアイテム。」

「?」

「最高位浄化玉っていう、呪いを解呪できる物。」

「え…本当にいいの…?そんな…貴重な物…。」


 シノは戸惑っている。


「別にいい、北乃が幸せになればな!」


 蒼は少し恥ずかしそうに言った。


「それじゃ…ゴク…。」


 シノは最高位浄化玉を飲み込んだ。


 北乃の身体が光り輝いている。えっ!ちょ待っ…!


「目がぁ!!!目がぁ!!!」


 蒼は目に手を当てて、地面を左右に転がる。


 痛え。いくらレベルが高くてもこれはいてぇわ!

 目の痛みがひいてきた頃には光もおさまっていた。


「北乃。大丈夫か!」

「う…。」

「う?」

「うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」


 シノは大声で泣いてたくさん涙を流している。


「えっ!ちょっと北乃?だ、大丈夫か?てか泣き止んでくれ!周りの視線が痛いから。ちょっ、違いますから。俺が泣かしたわけじゃありませんからーーーー!!!信じてくれーーー!!!」


 蒼は混乱した。


 〜数分後〜


「えぐっ、えぐっ。」


 シノは少し目元を赤くして泣き続けている。


「北乃そろそろ泣き止んでくれよ。俺のご近所さんからの評価がマイナスをきり始めたんだけど。」


 蒼は周りからの視線に対しておびえている。


「うっ、うっ、ご、ごめん、なさい…。泣き、止みたいのに…治ら、なくて…。」

「あーもー。わかった。治るまで待ってるからな。」

「本当、にごめ、んなさ、い…。」


 〜更に数分後〜


「おちついてきた…。」

「そうか。それでなんで泣いたんだ?」

「それは…この身体を蝕んでいた呪いが…なくなって…とても安心したから…。」


 シノは顔を赤くして蒼から顔をそむけている。


「分かった。…で、なんで北乃は呪われてたんだ?」

「私が…人と妖怪のハーフ…だから…。」

「えっ、それだけでか?」

「本来…人と妖怪は…まじわらない…。だけど私の父と母は…まじわってしまった…。だから…異端の子として…私が生まれた…。」


 シノはつらそうな顔をしながらポツポツと言った。


「全然どうでも良くないか?そんなん人それぞれだろ!それにお前が生まれてくれて俺は嬉しいけど?」


 蒼はシノの目をみつめてしっかりと言った。


「…。ありがと…。」

「どういたしまして!」

「「…。」」


 蒼とシノの間に沈黙が訪れた。


「ふふ…。」

「はは…。」


 蒼とシノが互いに笑いあった。


 太陽の光が俺と北乃を明るく照らし続けた。

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