第17話 俺Tueeeeしたいのに!
おはようございます。今現在、現実逃避中です。何故かって?それは北乃と登校中にある事が起こったからです。はぁー。
蒼は大きなため息をした。
どうして俺ばっかりこんな目にあうんだよぉぉぉ!俺が何か悪いことしたかー!?
蒼はorzになった。
それは…北乃との登校中に起こった。
「北乃。あそこに猫いるぞ!見に行こうぜ!」
蒼は白猫を見つけた。
「どこ!?」
「あそこだって。あそこっ!」
蒼は指をさして教えた。
「あっ!いた…。カワイイ…!」
シノは喜んで白猫を見ている。
猫発見してよかった!北乃がめっちゃ喜んでるし。
蒼は白猫にゆっくり近づいて行った。
少しずつ少しずつ近づいて。よし!猫に逃げられなかったぜ!俺の場合、大抵逃げられるからな!
「よーしよしよしよし。ここか!ここがええのか?」
蒼は白猫の喉元を撫でてながら耳を触る。
「ねぇ…私にも…触らせてよ…。」
シノは蒼を羨ましそうに見た。
「おう、いいぜ!ほい。」
蒼は白猫から少し離れた。
「カワイイ…。」
シノは白猫とじゃれあっている。
おっふ!北乃がいつもよりも可愛く見えるんだが?これがギャップ萌えか?いつもはクールなのにこんな反応見たら萌える!
「ねぇ?お兄ちゃん、お姉ちゃん。何してるの?」
幼女が蒼とシノに話しかけた。
「えーっとねー、ん?」
蒼は何かおかしいことに気がつき後ろを振り返る。
「「ッ!」」
蒼とシノは同時に振り返って、驚いた。
「どうしたの?」
幼女は不思議そうに2人を見ている。
なんだこの幼女は?急に現れたぞ!しかも何か不思議な感じがする。なんで真赤な着物姿なんだ!おかしいだろ!こういう時こそ、この幼女に鑑定II!
―座敷わらし (女) 537歳―
レベル319
☆スキル☆
運命魔術Ⅳ 家魔術Ⅲ 幸運(大) 血鞠玉Ⅳ
☆称号☆
妖怪 幸運をもたらす者 不運をもたらす者 ハウスキーパー 運命神の加護(大)ロリババア
☆状態☆
生 興味津々
☆備考☆
ロリババアというとキレる。現状では勝てない。
蒼は頭を抱え、上を向いた。
またか!またなのか!お前らどんだけ俺に{俺Tueeee}させてくれないの!毎回毎回どんだけ俺をイジメれば気がすむんだよ!このクソがぁぁぁぁ!
なんで運命操作できそうなスキル持ってんだよ。血鞠玉Ⅳとか怖いわ!後、俺の持ってる運命神の加護!なんであっちの方が強いんだよ。もう俺のライフゼロなんだよ!
えっ?何この備考。えーっと…
「ろry…ひゃあ!な、何でもないです。ご、ごめんなさい!許して!」
蒼は座敷わらしの目を見て恐怖した。
「何を謝ってるの?お・に・い・ちゃん?」
座敷わらしは蒼をにらんだ。
やべっ!つい声にだしてしまった。幼女がめっちゃにらんでくる!怖い怖い!すみませんっ!
「うん。何でもないよ。それでどうしたの?」
蒼は冷静を保ちながら聞いた。
「家の前でお兄ちゃんとお姉ちゃんが騒いでるから、気になってきちゃったの!」
座敷わらしは笑顔で蒼達を見た。
「そうか。うるさくしちゃってごめんね。今いなくなるから許してね!」
「今度から気をつけてね!じゃないと…これにお兄ちゃん達を詰めちゃうからね!」
座敷わらしは赤い鞠玉を出現させ蒼達を見た。
「えっ、今どこから。」
「ナイショ!」
座敷わらしはとてもいい笑顔で蒼達をじっと見た。
「は、は。分かったよ。気をつけるね。じゃ、お兄さんたち学校に遅れそうだしもう行くね!バイバイ!」
蒼は震えを抑えながら移動しようとした。
「バイバイ。お兄ちゃんたち!」
座敷わらしは蒼とシノに手を振った。
ヤバイヤバイ!早く逃げなきゃ。座敷わらしを見て固まっている北乃の手を掴んでスタコラサッサー!
「ここまでくればいいか?北乃。大丈夫か?」
蒼は後ろを確認後、シノに大丈夫かどうか聞いた。
「えっ…うん…。手…離して…。」
シノは顔を少し赤くしながら言った。
「あっ、ごめん!」
蒼は急いで手を離した。
「いいよ…別に…。」
シノは手の感触を思い出しながら言った。
「それより、アレヤバイ奴だったな。」
「あんな化け物に…会うなんて…。ごめんなさい…。私のせいで…。」
シノは下を向いて涙目になった。
「いやいやいや、北乃せいじゃないよ。そもそもあそこに行ったのは俺が猫見つけたからだし。こちらこそすまん。怖い目にあわせてしまって!」
蒼は頭を下げて謝った。
「でも…。私の…呪いのせいで…。」
「別に気にすんな!呪いは別に北乃が悪いわけじゃないし。」
蒼は頭を上げて言った。
「それでも…。」
「いいんだよ。気にすんな!それより急がねぇと学校に遅刻するぞ。」
「あっ…忘れてた…。」
「行くぞ!」
蒼はダッシュした。
「待って…。」
シノは蒼の後ろを追いかけた。
こうして俺Tueeeeまでの道が遠くなっていった。グスッ!泣いてなんかいないし!
〈蒼のライフが大幅に削れた。〉
〈シノの少し好感度が上がった。〉




