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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第1章 非日常編
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第11話 廃病院 後編

 野生のノーライフキングが現れた!…って、ふざけてる場合じゃない!


「オまえタちだナ!わレのいエをあラシているのワ?死ネ!」


 ノーライフキングはとても怒った顔で言った。


「熊井!お前は先に戻ってろ!足手まといになる!中位霊程度までなら倒せるだろ!出口で待ってろ!」


 晴明は緊迫した表情で出口を指す。


「はっ、はい!」

「二がすカぁァー!」


 ノーライフキングが蒼達にとびかかってきた。


「くっ!早く行け!熊井!」


 晴明が結界を張り、蒼に促す。


「晴明先生!どうか頑張ってください!」


 くっ!晴明先生に任せて今は逃げなきゃいけない!こんな情けないことしたくないが…。先生頑張ってください!俺、待ってますから!


 蒼は出口に向かって走った。


 〜1時間後〜

 さっきまで凄い大きな音が聞こえていたけど晴明先生大丈夫かな?


「おーい、熊井。いるかー?」


 晴明が手を振りながら歩いてくる。


「あっ、晴明先生。大丈夫でしたか?」

「意外としぶとくて時間がかかったが倒したぞ!」

「流石っすね!今回は本当にありがとうございました!先生のおかげで中位霊まで倒せるようになりました。できれば今後もよろしくお願いします!」


 蒼は頭を下げ、上目遣いで見る。


「あぁ、別にいいぞ!生徒のためだしな。ん?まさかまだやるのか?」


 晴明は首を傾げる。


「はい!晴明先生が戦った奴でもまだ足りないぐらい強いやつがいるんです。それに勝てちたいんです。」

「おまっ!アイツより強いってどんだけヤバイ奴を知ってんだよ!そんなんだったら陰陽術師の組織に所属しろよ!妖街に本部あるから。俺より凄いやついるし、その人の所で修行でもしてこい!」

「えっ!マジですか!なら今度連れてってくださいよ。その陰陽術師の組織に!絶対ですよ!」

「分かった。今度の週の休日にでも連れてってやる!それまで自分でできる修行でもしてろ!」


 晴明先生とのレベ上げは終了したのであった。

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