魔導書(現時点で確認されている魔法一覧)
□火魔法、水魔法、風魔法、雷魔法
それぞれのものを発生させる魔法。別の魔法を加えることで異なる魔法になることもある。
□不可視魔法
姿を消す魔法。消せるのは自己の一部だと判断しているもの(体、服、所持物など、とにかく自分に触れているもの)。
影は消えないので、明るい時には効力がほぼない。
□筋力強化魔法
自己の筋肉を一時的に強化する魔法。制限は特にないが、使いすぎると筋肉痛になる。
□誘惑魔法
周辺の者(脳を持つ全生物)の意識を自分に集中する魔法。近くで複数の魔術師が同時にこれを行うと、脳に傷がつくのだという。
□浮遊魔法
そのまま。自己を浮遊させるが、自己の定義は不可視魔法と同じ。
□身代魔法
自己の分身を作り、そちらに意識を移動させる魔法。本体はもちろん気絶状態になる。
分身は裸で生成されるので、それを使って行動するならば服を用意しなくてはならない。
(こちらの自己は、自分の体のみ)
分身に意識がある時は魔法が使えない。傷を負っても痛みはあるが死なない。その上血も出ない。腹も減らない。眠くもならない――要は、ちょっとした不老不死状態になる。
□探索魔法
自分の見たいものだけを視界に映す魔法。しかし何が見れるのかは分からず、とりあえず犯人を捜そうと思っても見えない。
自分の見たいものだけしか見えないので、その場から下手に動くことはできない。
□障壁魔法
自己の周辺に透明な半球を展開する魔法。要するにバリア。強度には個人差がある。
□捕縛魔法
念じて動く網を出す魔法。切られようと念じれば動く。しかし脳で並列処理ができなければ難しい。
こちらも強度には個人差がある。
□氷結魔法
水分ならなんでも凍らせる魔法。生物に使った場合、相手は死ぬ。
水魔法と併用すれば、魔法製の氷を作ることができる。
□乾燥魔法
水分ならなんでも蒸発させる魔法。生物に使った場合、こちらも死ぬ。
火魔法と併用すれば、若干大きめの火が出る。
□衝撃魔法
衝撃波を発生させる魔法。自分に衝撃は来ない。
□修復魔法
対象物の傷を元の状態に戻す魔法。正確には逆再生のようにして修復している。
何ができて何ができないのかはまだ不明である。魔術師同様、魔法も謎に包まれている。