新たな仲間だそうで
皆様、あけましておめでとうございます
これからもよろしくお願いします
誕生日が近いなぁ・・・
「私はマリー・シュレイズです~、ヴェリタス教で修道女として修行を積み放浪している僧侶です~」
「僕はアキラ=ナオイ、よろしく」
「私はアニス=ルイセリアです、以後お見知りおきを」
「リエル=アルセリアだ、アニス様の護衛隊長をしている」
「ロイド=ユアリウスです」
自己紹介は面倒くさいので省略、どうせ聞いてないしね、実際マリーと名乗った人は勇者様をポーっと見ていたのでね
「マリーさんはこれからどちらに?」
勇者様が図々しくもマリーと言う僧侶に尋ねると
「特に決まってませんです~、よろしければ御一緒しましょうか~?」
特に取り乱すことなく答え、勇者様が有るお願いをした。
「良かったら僕達と来てくれませんか?」
「私がですかぁ?良いですよ~」
マリーと名乗った僧侶の女性はあっさりと承諾した。
「本当ですか!?ありがとうございます!!」
「ほぇ~~~~・・・」
ほぇほぇ言いながら勇者をポ~っと眺める僧侶さん
勇者に堕ちた人一人追加ですよっと
僧侶さんを仲間に加えて数日、やはり僧侶が居るからか皆怪我を恐れず戦闘出来る様になり
戦術にも大きな幅が出来た、と言うのも
「聖光~【lux sancta】」
僧侶さんが光属性の攻撃魔法を会得していたからで有ったりする
普通、僧侶って攻撃魔法は覚えないんだけどヴェリタス教は僧侶でも攻撃魔法を教える物騒な宗教だったりする、回復だけだと油断すると痛い目に有っちゃうことも有るのである、ただ、これには欠点が有ったりする。
「おわっと!!」
敵味方区別無く当たるからである、威力も高いことも有って当たったら瀕死になるかもしれないのだ
ゴブリンは聖光のおかげであっという間に消え去り
「終わりです~」
僧侶はふにゃっと笑った。
「しかし・・・このコボルトの森もそろそろ終わりかな?」
「はい、もうすぐ終わりだと思います」
勇者が疲れたように呟くと王女様がもうすぐだと告げる
勇者はそれを聞くと少し気を抜いたらしい、背後から近づく炎の球に気づく様子は無かった。
「勇者様!!避けろ!!」
「え?・・・うわっ!!」
勇者に炎の球が当たる前に勇者を突き飛ばして回避させる、その代償は・・・
「ぐはっ!!」
俺だったりする、勇者を守ったのは良いけど自分が傷ついちゃしょうがないよね、しかも背中にモロに入ったし
「良く避けさせたな・・・」
やけどで痛む背中を抑えつつ炎の球が飛んできた方を見つめると
美男子が居た、まぁ肌の色が薄紫じゃなければ人間に見えたんじゃないだろうか
「誰です!!貴方は!!」
「私は魔王様の配下、名をセヴィと申します、以後お見知りおきを」
「魔王ですって!?」
「いかにも、我が魔王様は貴方達人間のやる事なぞお見通しと言うわけです」
「貴方の目的はなんですの!?」
「それは秘密ですよ、全部教えちゃ面白くないですからね」
セヴィと名乗った男は王女様との問答を終えてクククと笑っていた。
顔が薄紫じゃなければモテるのになと思う
「なら、僕がお前を倒す!!」
勇者は剣を振りかぶってセヴィに攻撃しようとするが
「私をあまり見くびらないで頂きたいのですが?」
「な!?」
勇者が驚くのも無理は無かったセヴィは勇者の振り下ろした剣を片手で掴んでいるからだ。
「まぁ、私に斬りかかった点は褒めて上げましょう、そしてこれがその褒美です」
セヴィの言葉が終わるや否や勇者が吹っ飛んで行った。
「今日のところはここまでにしておきましょう、楽しみは取っておいた方が私は良いのでねでは・・・っとついでにお土産を置いて行きましょう、ミノタウロス出てきなさい」
セヴィが呟くと魔法陣がセヴィの目の前に現れ、牛頭で手には巨大な斧を持った大きな魔物が居た。
「ミノタウロス、その者達を喰らいなさい」
「モオゥゥゥ!!!!」
ミノタウロスと呼ばれた魔物は久しぶりの獲物に舌なめずりをしていた。
「では、私はこれにて・・・」
そう告げてセヴィは姿を消した。
「ミノタウロス・・・ねぇ」
俺は思った、銅で出来た槍じゃ勝てないんじゃね?と
魔王の配下登場でござるの巻
そしてコボルトの森のボスミノタウロスと遭遇
どうなる!?勇者PT!?・・・ってとこで終わりです
ってか、更新遅くなってごめんなさい
結局年明けまで時間が取れませんでしたよっと
週6日出勤とかきつ過ぎだったので・・・(言い訳)
そんな年の瀬商戦も終わったので週5日に戻りましたので更新させていただいたしだいです、はい
何はともあれ今年の願はコレです。
「彼女が出来ませんように」
後ろ向き過ぎる!!ってコメント期待してます
クリスマスなんてだいっ嫌いだ・・・
ヴァレンタインなんてだいっ嫌いだ・・・
彼女居ない歴=年齢の作者でした
ではまた次回 ノシ