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せつな  作者: 666
春編
11/1034

Episode.4-D~軽い選択の重み~

前話:Episode.3-B

https://ncode.syosetu.com/n6562kv/5/

 放課後の雑踏から外れた、少し奥まった通りの角に、そのカフェはあった。

白い壁に木製の扉。軒先には小さな黒板が立てかけられていて、本日のおすすめが手書きで書かれている。圭がよく足を運ぶ喫茶店。

 その売りはなんと言っても”飲み物と一緒に本が借りれる”という点にある。


 店内には低めのテーブルが整然と並び、棚には自由に読める文庫本がずらりと並んでいる。空調は控えめで、BGMも静かなジャズが流れており、時間の流れが外界よりもゆっくりに感じられるような空間だった。


 二人は窓際の席に腰を下ろす。


「……ここでよかった?」


 何気ない問いだった。だが、雪那は首を横に振った。


「そういう聞き方、しないで」


「え?」


「私に選択を求めないで。貴方の選択は、私の選択なんだから」


 その言葉は冷たくも命令的でもなく、ただ事実を述べているだけのように響いた。

 けれど、それでもどこか責任を押し付けられているような、そんな重みがある。


(……選ばないと)


 メニュー表をめくる。シンプルな構成だった。

 コーヒー、紅茶、ジュースに数種のデザート。

 目移りすることはない。だが、それが逆に迷わせる。


「……何か飲みたいものある?」


 そう尋ねようとして、圭は言葉を飲み込んだ。


 さっきの言葉が頭に残っている。


(僕が、選ばなきゃいけない)


 ならば――


【選択肢1】:

 さっぱりとしたフルーツジュースを頼む。→5-Fへ

https://ncode.syosetu.com/n6562kv/25/


【選択肢2】:

 コーヒーを頼む。→5-Gへ

https://ncode.syosetu.com/n6562kv/26/

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