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十二月①

十二月に入ってすぐに


継子(わがこ)に、


『二十五日って予定があるか?』


と、聞かれた


予定?あるわけない


しかし、予定無いと言ったら、多分、今までの流れからして、一緒に過ごそうと言うかもしれない


いや、それはないか…


流石に、クリスマくらい、彼女とか、お友達とかと、過ごすだろうし、それに、継子(わがこ)は、多分、私の嘘は、直ぐ、見抜く


『無いよ』


そう答えると


『わかった、じゃあ、その日は、一日、俺に付き合ってくれ』


と言う返事が返って来た







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