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異世界転移で追放されたけど自由に生きたい  作者: なぎちゃ
二章.王国で無双やってみよう
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23話.チート野郎共

「固定ダメージは嫌いか?俺は結構好きだぞ?便利だし」

「別にオレだって嫌いじゃねぇーよ、今を除けばなっ!」

言い切ると同時にレオンは大剣を突き出し毒の塊みたいなものを撃ってきた

「模倣剣、『ポイズンショット』」

だが、これまでよりも確実に弱いことが見て取れる、明らかに攻撃が小さい。


俺は放たれた毒の塊を手ではじく。

「さっきよりも格段に弱くなったな?どうした?本気で来いよ」

「....うるせぇよ」

バツが悪そうにそうつぶやくレオン、やっぱり継続的に同じ属性の攻撃を加え続けることがこいつの能力攻略のヒントか。

毒のフィールドでの固定ダメージは俺にも入るけどあんま気にならない程度のダメージだ、気にしなくていい、固定ダメージは1分で100ダメージ、気にならないな。


これから俺がやることを整理しようか。確認したいことはまず二つ、毒の固定ダメージを2回連続で受けるとどうなるのか?受けた攻撃の属性と別の属性のダメージを受けたときどうなるのか?これから試していこうか、まずは同じ属性の連続。模倣剣とやらで一回受けたダメージのストックを解放される前に同じ属性を当てる。簡単なことだな


模倣剣を発動しようとするタイミングを潰していくだけだ、あとは2分間時間を稼げば.....

「....ぐぅっ!!....ク、クソ」

ダメージ確認。もう1分耐えて様子を見てみるか....


...1分経過、もう一度ダメージを確認できた。今度は攻撃を潰さない、放たれる攻撃は3回分の蓄積か、1回分しかないのか。

「模倣剣、『ポイズンショット』!」

さっきと変わらない威力の攻撃、蓄積はなしか、そしたら多分違う属性の攻撃をしても結果は同じだろう、時間短縮になったな。あとは能力の詳細が知りたいな


「.....『猛毒の戦場』(ポイズンエリア)、解除」

「どういうつもりだ?」

「いや、知りたいことは知れたからな。もう十分だ」

「魔呪法、『契りの決闘』。『攻撃魔法禁止』」

「なんのつもりだ?」

「俺がやりたいことはさっきから一つだけだぞ、俺の行動はすべて俺の知りたいことを知るための行動だ。あ、ちなみにこの魔法は呪い、デバフね。詳細は攻撃魔法の使用禁止、『身体強化』なんかはできるから安心しろ?」

「攻撃魔法の使用禁止のデバフ、いつかけたんだ?オレはそんな隙を見せた覚えはないんだがな」

「お前だけにかかってる訳じゃないぞ?ほら?よく言うだろ?「人を呪わば穴二つ」ってさ。お前にデバフをかける代わりに俺にも同じ効果がかかってるさ、一方だけにかかるなんてそんな理不尽なことがあってたまるか」

「攻撃魔法禁止...か、オレからしたら大差ねぇな、真正面からの殴り合い。嫌いじゃないぜ?」

そう言い構えを取るレオン、やる気満々だな、それに応じるように俺も構えを取る。


搦め手を使っての勝利ってのもやっぱ好きなんだけど、強スキルでのごり押しプレイってあんま好きじゃなかったんだよね、ロマンがない。やっぱ勝敗はPS(プレイヤースキル)で決めるのが一番だろ


魔法は使わない、『身体強化』だけを使った正面からのぶつかり合い。いいね、楽しみだ。



そこからは真剣勝負、自分の持っている技術のすべてを出し合うだけの勝負。仕掛けては防がれ、仕掛けられては防ぐ。攻防入り乱れる空間が展開される。


....が、俺は普通のサイズの剣なのに対し、相手は大剣。リーチ差によるしわ寄せがいずれ来てしまう。だからこそ、俺は距離を詰める。大剣のメリットは相手のリーチの外から攻撃できること、近づいてしまえば大剣はただ重いだけの武器だ。


距離を詰めたところで追い打ちをかける。

「『魔剣召喚』無剣・弐式、召喚」

無剣と同じサイズ、同じような形の剣をもう一本召喚する、二刀流。ここから戦いを加速させる.....


「それはもう2回も見た、模倣『魔剣召喚』発動、聖剣エクスカリバー、召喚........」

小さい声でレオンがつぶやく、まじかよこいつ。模倣できんのは攻撃魔法だけなんじゃないのか?クソッ、読み違えた。こいつの模倣剣は剣の技じゃない、模倣自体がこいつの技なんだ。見たものを模倣するスキル、それがこいつの本領


「おっ!まじで出た。なんでも出せんのかこの魔法、便利だなぁこれ」

「何でもありかよこのチート野郎が」

「お前に言われたくねーよ」


魔剣を召喚されたことには驚いた。

だがそれがなんだ。魔法を模倣されたとしても結局は攻撃魔法は使えない、正面からのぶつかり合いなことに変わりはない

「正々堂々正面からやろうか」

...俺は剣をレオンに向け、宣言をする

「...やってやるよ」

レオンは俺に応えるように宣言する




........ガギンッッッ!!!!


開始の合図はなかった。

誰に言われるまでもなく俺たちは同時に動き出した

攻撃魔法をお互いに制限をしているから純粋な力の勝負、俺は召喚した2本目の剣を使い二刀流で仕掛けるのに対し、レオンは大剣と普通の剣との二刀流をやろうとしているが.......やりづらくない?それ



「...........チッ」

...あっ、こいつ気付いたな

レオンは自分の両手を塞ぐ二つの剣をジッと見てから静かに舌打ちをした。

「やりづれぇ」

「だろうな」

「じゃこうする....かっ!」

と言いレオンは召喚した剣をこちらにぶん投げてきたのである

まじかよこいつ、わざわざ召喚した意味よ...


投げられた剣を俺は右の剣で弾く、その隙にレオンは大剣を両手で握りしめ接近していた

俺は半歩後ろに引く、ブンッッと風を切る大剣、俺は半歩距離を詰め、左の剣でレオンを斬る


肩に向けて振り下ろした剣をどう避けるか、次はどう攻撃してくるかを考えていたのだがその予想は意外な形で裏切られることになる


スパッとレオンの肩から腹に向けて剣が通る。

避けないっ!?なんで....


逆袈裟で俺の体を切るレオンの大剣、まさか受けるとは思っておらず結果的に隙をさらすことになってしまった



「...........はぁ、やっと当たったよ、しぶとい奴だなまじで」

なにいってんだこいつ?当たった?こいつまさかまだ何か隠してる能力があるのか......?


俺の頭の中で疑問の整理をしている間にレオンは地面に大剣を突き刺す。


....トンッ....「解除」



!!

俺のかけた魔法が、消えている?なんで?


「さて、初めからだ」

あぁまじでこいつ........

めっちゃ間開いちゃった.....

ごめんなさい、これからめっちゃ頑張ります

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