2話.追放されちゃった。
ステータス偽造したらとんでもないことになっちゃった。
これからどうしよ。
「........................は?」
またまたなんだこのステータス。低すぎだろ、この世界の人間でさえ、低くてもオール10だぞ。これはまずい、さっきとは別の意味でまずい、こんな低すぎるステータスなんて見せたら、確実に無能判定されてしまう。これは、なんとかしないと................................もう一回『魔法創造』を使わないと、
(『魔法創造』発動!)
[現在クールタイム中です.............]
.................まじかよ。やばいじゃん。
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スキル
『魔術創造』
『魔法創造』[クールタイム]残り32秒
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「次!四葉慎太郎!」
....................................呼ばれちゃったじゃん。どうにかして言い訳を考えなと...........................................
だめだ、偽造を解除するのは論外だし、見せないのもありえない、この注目のなかみんながやっていないことをやらないってのは、目立ってしまう。
腹をくくるしかない、言い訳は考えながらしゃべるしかないな.......あー、気が遠くなる。
「はい.................これ俺のステータス」
「え?」
「これは.................」
「低すぎだろ、お前」
「こんな低いステータスは、見たことないな、赤子でももう少しましなステータスをしているぞ。」
フィンスのおっさんの話では、俺のステータスは低すぎるらしい、今、俺のステータスは表面上ではこの世界最弱だろう。
「貴様、本当に勇者なのか?よく見たら称号もおかしなことになっているし、貴様、何者だ?」
............それは俺が知りたいよ。「知らねーよ。突然知らない土地に飛ばされたただの普通の高校生だよ」
そんなことを話していたら、突然、背中に衝撃を受けた。痛ってーな。痛くないけど。後ろを振り返るとそこには女がいた、なんだこいつ、状況的にこいつに攻撃されたんだと思う。
「いきなりなんだよ、俺は何もしてないぞ。」
「黙れ!!!!貴様、勇者を召喚するのに、私たちがどれほどの犠牲を払ったと思う!」
知らねーよ、興味もない。ってゆーかなに?勇者召喚するのってそんなにやばいの?そんなんならやんなきゃいいのに。
「勇者1人召喚するのに10人の王宮魔術師の全魔力を消費するのだぞ!それを今回は30人だぞ!今回の召喚で、この国の魔術師300人の全魔力を消費したのだ!それをなんだそのステータスは、貴様のようなゴミを召喚するために、犠牲になった10人の魔術師に死んで詫びろ!」
うるせーな、こいつ。だから知らねーって。そんなことを思っていたら、後ろから驚愕の声が聞こえてきた、召喚に犠牲を払っていたなんて、俺含め初耳だ。
「そんな................」「まじかよ」「本当なの?」
だんだんと俺も周りも理解した。犠牲を払ったなら、それ相応の対価がないと納得しないってのが人間だ。優秀な魔術師10人を犠牲に召喚したのが赤ん坊より弱いやつってならそりゃ失望するわ。だが、こればっかりは、だれのせいでもない。
そして、失望は、怒りへと変わる。その怒りは、誰かに発散しないと収まらない、それが人間って生き物だ。結果、俺に向く。まあ言ってしまえば仕方ないとこだ、俺がそっち側だったら確実にムカついてると思うからね。だが、理解できるからと言って納得はしない。俺のせいじゃないことで俺に怒りを向けるのは、お門違いだ。
「貴様、なんだその顔は.......................自分が関係ないとでも思っているのか?」
ありゃ、顔に出てたかな?まあ実際関係ないことだしな、別に世界のどこで、誰が、何人、どんな死に方をしてようと、俺はどうだっていい。知らないやつの痛みより、今の俺の不快のほうが俺にとっては大事である。
クラスメイトもだんだんと俺に怒りではないにしろ、負の感情を乗せた視線を向けてくる。あーうぜぇ。そろそろイライラしてきた。
「追放だ!貴様のような雑用もできないような雑魚は、さっさと死ね!」
そう言って、女はこちらに魔法陣を向けてきて魔法を放ってこようとしているようだ。だが、俺にその攻撃が通用するとは思えない、こちらもイライラしているのだ。反撃でもしようかと拳を握る、
女がこちらに魔法を放つ、まぶしい光の攻撃だ。思わず目をつぶってしまった、ステータスが高く、よける必要もないとわかっていても、反射で目をつぶってしまうものだな.................................。
目を開き。
気づいたらそこは、知らない森だった......................................................。
「はぁ、まじかよ。」
いきなり知らない場所に飛ばされたかと思ったら、再度知らない場所だ。だんだんとムカついてきたな、勝手に呼び出しておいて、勝手に怒って、自分らの都合で飛ばしやがった。まぁ追放されてしまったことは仕方ない、ムカついているのは事実だが、それとこれは話が別だ。まずはここで生きてゆかなきゃいけない、とりあえずここはどこかを把握しないと、
「『魔法創造』発動。」
[どのような魔法を創造しますか?]
「周辺の状況を把握できる魔法をくれ。」
[条件で構築中..........構築完了]
[『オートマッピング』を習得]
[『オートマッピング』を習得するにあたり、『鑑定解析』『範囲拡大』『最小魔力発動』を習得]
[『オートマッピング』を習得したことにより、スキル『気配感知Lv10』『危機感知Lv10』を習得]
なんかいっぱいもらっちゃた。もらいすぎじゃね?説明を見るに、『オートマッピング』は周囲を鑑定して、その情報を俺に伝える魔法らしい、常時発動するために、『最小魔力発動』と、『鑑定解析』の効果範囲を広げるための『範囲拡大』らしい。そして、常に周囲の状況を把握できることから不意打ちなどに対する、対応力が上がったことにより『気配感知』と『危機感知』を習得したらしい。自分のことながら、成長速度やばいな、原因を探ってみたところ、称号の『魔王の卵』が原因らしい、
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称号『魔王の卵』
魔王に覚醒するために成長速度を大幅に加速させる。覚醒の時はまだ遠い...................
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こいつのおかげか、、、おそらく今後もこのペースで成長するのだろう、だが気になることができた。魔王に覚醒ってなんだ、嫌すぎるが。まあもらってしまったものはしょうがない。甘んじて受け入れよう、それに覚醒まではまだまだかかるらしいからな、気長にいこう。
さて、新しい魔法も手に入れたことだし......................
「『オートマッピング』」
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地名『デス・フォレスト』
凶暴な魔物が住み着く危険地帯。攻略難易度SSS
生息生物 デス・ボア(BOSS)
「はぁ...................................................やばいじゃん。」
これからも書いていくのでよろしくお願いします。




