表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/5

執筆活動を包括的に許可してもらうことは可能なのか?


 さて、副業申請について次の目標が見えてきました。


 前回の申請では出版に至った一冊に対してのみ許可がなされた状態なのですね。


 そう。


 次の目標は「包括的な執筆活動を認めてもらうこと」で、いちいちその都度申請しなくても良くなるのではないかとの考え方からです。


 言ってみれば、キンドルなどの自己出版による利益も、活動の結果発生したものなんですよと言える形に持ち込みたいと考えています。


 事実、私が作品を書いているのは単なる趣味なので。


 問題は「公務員が営利活動」と認識される恐れがあるということ。


 前回の申請はもともと全内容をただで公開してたら受動的に発生したわけです。


 なんとか賞とかに応募したわけでもなく、営利目的ないことは明らかでした。


 しかし、自らキンドルに出版しようということは……


 さあ、では早速、上記の部分に説明を通して、正面から副業申請を通していくべく考えていきましょう。


 一応、現時点で私の脳裏には道筋ができているのですが、なにぶん初めてですから、それが最適解かと問われれば、自信を持った回答はできないわけです。


 そこでですね。


 まずは、もしこれをご覧になった方の中で、副業禁止企業(または官公庁)勤めだけど堂々と副業申請をしてキンドル出版してるよという人がいれば、ご意見やご指導を賜りたく思います。


 (きっと隠れてやっている人は多いのでしょうが……)


 私はね、うしろめたいのは嫌なので、正面突破したいのさ!


 そういうわけで、しばらくの間ご意見をお待ちしています。


 ガチで営利活動ではなく、より多くの人の目に留めてほしいがためのキンドル出版なのは言うまでもありません。


 私の考えでは、訴えるポイントは次の通りです。



・営利目的ではない。

・活動理念は社会貢献です。

・そのための手段の一つとしてキンドルを利用しただけで、収入は後から勝手についてくるもの。

・前回の申請後も継続して活動しているので、以後、包括的活動に対しても収入が発生してしまう可能性があること。



 でも、活動自体はあくまで上記のとおりです。


 これを基本にね、次のような肉付けをした上で、まずはAIに作成してもらいましたのでご覧ください。




■=========ここから===========■


副業(兼業)許可申請書


所属:〇〇部〇〇課

氏名:〇〇〇〇


申請の趣旨

私の執筆活動に関し、昨年度、〇〇(前回の作品名)に係る印税収入について副業申請を行い、許可をいただきました。現在も引き続き執筆活動を続けており、新たな作品を発表する機会が増えております。


この度、自己出版(Amazon Kindle)を活用した出版を予定しており、前回の許可の範囲を超え、今後の執筆活動全般に関して包括的な許可をいただきたく申請いたします。


活動の目的

・本活動は、営利目的ではなく、社会貢献の一環として行うものです。

・出版を通じて文化的活動を行うことを目的としており、収益を主たる目的としておりません。

・執筆活動は私個人の表現活動であり、創作物を世に出す手段の一つとしてKindleを利用するに過ぎません。


収益の発生について

・本活動により印税収入が発生する可能性はありますが、それは活動の結果として生じるものであり、営利を目的とした事業的な活動ではありません。

・前回の申請後、わずかながら知名度が向上したこともあり、今後の執筆活動においても収益が発生する可能性があるため、包括的に申請させていただく次第です。


本業への影響について

・執筆活動はあくまで私的な時間に行っており、勤務に支障を及ぼすものではありません。

・むしろ執筆活動は精神的な充実をもたらし、心身の健康維持に寄与しております。

・出版に際して就労を要する活動(営業、マーケティング等)は行わず、執筆に専念するため、勤務に影響を与えることはありません。


以上の趣旨をご理解の上、私の執筆活動全般について、副業(兼業)許可のご判断を賜りますようお願い申し上げます。



■=========ここまで===========■




 さて、上記はそのまま適当にAIに作成してもらった原文ママ、しかも調整なしの第1回目生成ぶんなのですが、まず始めに私は作品名やペンネームなど、何ひとつ職場には開示しておりませんので、そこは修正予定です。


 あと悩ましい問題は、『自己出版キンドル』を明記して良いものか。


 受動的な出版と違い、能動的な行動になるわけですから、そこが営利活動と言われるとなんとも対応が苦しくなるような気もいたします。


 とりあえず、私には黙ってコソコソするという選択肢はないので、いずれ突破せにゃならん部分なのですが、まずは御意見などいただけないかなぁと期待してみつつ、折を見て「うおりゃあああ!」と正面突破してみるのもアリかなと思っています。


 あとは人事異動のタイミングでワチャワチャしてるだろう時期を狙ってみるとか……?(笑)




 お詳しい方がいらっしゃいましたら、ほかにもきっと多くいらっしゃる公務員作家さんのためにも、良い方法を共有していただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
うちは作品ごとに許可は取れと言われてますね 作品数が多いと本業に影響が〜とかで不許可にする気なのかしら? あと、このエッセイでネタにしてもらった名人がコンテストで受賞しましたが、賞金貰うだけの賞だっ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ