私が名人になったら結婚しよ?師匠 についての申請 +α(Show! 技!)
どうも! ペラペラの実のペラ人間です!
さて、今回はね。なんと早速コメントでタイトルと簡単な内容の提供をいただきましたので、それについてちょっと堅苦しい文章を作成していきたいと思います!
提供いただいた作品はこんな感じ!
【私が名人になったら結婚しよ?師匠】
内容:
女子中学生棋士に結婚を迫られる師匠を主人公にしたラブコメ
いいですね~。私、可愛い女の子も将棋も大好きですよ!
なので今日はこちらの作品をさも難しく副業申請が通りそうな感じにしていきます。
今回は調査時間30分(お昼休みの残り)+ 文章起こし1時間!
(どっかのサイトから良いところをコピペしてくれば良かった……)
ちょっとA4ワンペーパーをはみ出しちゃったのが悔やまれるところ。
さて、今回もお決まりの結び付けられそうな社会問題から考えました。
パッと浮かんだのが「民法改正に伴う女性の結婚年齢引上げ」、「若者の性の乱れ」または「若者の性の不活性化」「未婚化・晩婚化問題」でした。
なので次にG先生で検索します。
今回はタイトルにもある『結婚』にワードを絞って「結婚 年齢」「結婚 変化」「未婚化」「晩婚化」などと幾つかテキトーに調べました。
厚生労働省の「少子化社会対策白書」とかの真面目臭い文言はオススメです(笑)
■■ここからはじめ■■
「営利企業等従事許可願に関すること」
趣旨:以下のとおり執筆された書籍の出版に係る印税収入について許可願いたい。
日本の婚姻制度はその時代背景などとともに変化をしてきており、初めて年齢制限が設けられたのは明治31年。男性17歳、女性15歳という年齢であった。年齢制限の理由は若年出産の身体的負担や風紀の乱れなど、主に身体的理由が挙げられている。
現在ではむしろ身体的条件よりも経済的、社会経験的な能力に目を向けられ、2022年には成人年齢を18歳に引き下げるのに合わせ、男女とも18歳以上で結婚できるようになった。
これら社会の変化の影響については追って見えてくることになろうが、既に顕在化している問題についてはそれを待つことなく対策が急がれるべき状況にある。
少子化と言われる日本では、婚外子が少ないという特徴から考えても婚姻制度を抜きに考えることは不可能であり、最近まで対策として中心に据えられていた子育て支援の充実に加え、近年では白書や政府提言においても婚姻支援の文言が見られるようになった。
さて、ここで日本の婚姻の状況を見ていると近年は晩婚化という言葉を良く目にするようになった。しかしながらこの言葉どおり婚姻時期が先延ばしになっている訳ではなく、統計上の数字を見る限りでは35歳以上の婚姻数についてそれほど大きな変化がないことが見えてくる。つまりは未婚・非婚化と呼ばれるべき状況に近いと言わざるを得ない。
そしてこれらを踏まえて婚姻支援を有効に機能させようとするならば、そのターゲットは変化の少ない35歳以上に設定するよりも、より若年層に適切な支援を行っていくことが大切なのではないかと考えることもできる。
前述では婚姻において経済的、社会経験的な条件が重要視されるように変化してきたとしたところで、若年層の男女が「10代、20代での結婚は時期尚早」と考えるようになるのはある意味で当然の流れではあるが、一方で日本の少子化問題を考えたときにはそうも言ってはいられない。
成人年齢の引き下げによって20歳未満でも両親の承諾なく結婚ができるようになった。
しかし一方で求められる条件の変化や、晩婚化の言葉に象徴される結婚適齢期イメージとの比較によって「結婚はまだ早い」と思わせる逆風のなかに今の若者は立たされている。
制度と現状の歪から、ただでさえ減少傾向にある婚姻数をさらに絞り込むようなことは決して望ましいことではない。
そのためにはまず、社会全体が若者を矛盾を含む複雑な状況に追い込んでしまっていることを理解すべきである。
そしてそのなかでも多様に自分たちの恋愛・生き方・価値観を見い出そうとしている若者たちを画一的に枠や型に押し込めるようであってはならない。
少なくとも「10代、20代での結婚は時期尚早」というレッテルを作るべきではない。
このような観点から、若者の視点に立ってなお、結婚という制度に真剣に向かい合って考えてもらえるよう当作品全体のテーマを通じてその機会を提供したいものである。
ひいてはそれが、ひとつの社会問題に対する提言として貢献できるものと考えている。
■■ここまでが書類■■
さてさて、こんな感じでお昼休みにパパッと調べてまとめては見たものの……?
自分でいうのもなんですが最後の方を読み返すと、ちょっと集中力が鈍ったのか頭がバグっている気がするんですよね。
なんで頭がバグって来てしまったのかと言えば、「将棋」や「名人」などのワードから以下のようなとんでもない妄想に私の頭のリソースを持っていかれてしまったからなんです。
せっかくなので、副産物の私の妄想もテキトーに投げ捨てて終わりますね(笑)
【Show! 技!】
ある日、奨励会の一角に人集りができていた。そしてそこへ現れる偉いヒゲの会長。
「おや、これはなんの集まりだい?」
その問いに近くの女児が答える。
「実はさっき、名人を名乗る変なオジサンがやって来て、藤田君に対局を挑んだんです」
「なんだって? 最年少でプロ入りしたあの藤田君に? なんて命知らずな……」
そう言ってその一角を覗き込む会長の表情はわずかに曇る。
「おや? しかしあの人、どこか見覚えがある……まさか、いや間違いない、高橋さんだ」
そしてその不安が確信に変わった会長はすぐにその人集りに割って入り、藤田に声をかけた。
「藤田君、待ちたまえ。君はまだこの世界を知るべきではない!」
藤田は首を傾げる。
「会長? どうしたんです? 僕なら別に平気ですよ、ファンとの対局くらい」
「違うんだ。この方は16連打で一世を風靡したといわれる本当の名人で……」
しかし会長の熱は藤田には届かない。
「あはは、大丈夫ですって。では先手は失礼して、▲2六歩でどうでしょう」
そう言って藤田は軽く駒を進めた。そしてその様子を見て会長は目を覆い隠した。
「遅かったか……駄目なんだ、通常の将棋では、彼に勝つことなど不可能なんだ……」
「通常の、将棋?」
藤田は更に首を傾げたが、それは一瞬のことだった。刹那、対面から放たれた並々ならぬ気迫に気圧されてのことであった。
「もう、指し終わったのかな?」
そう呟いた高橋の鋭い眼光に藤田は思わず唾を飲み込む。
「いや、ですから▲2六歩、と」
「なるほどなるほど……ではこれは?」
不敵に笑う高橋の背後に揺らめき立つものを感じ取る藤田。
「ほう……私の将気を受けて耐えましたか……」
「た、高橋さん? 今のは、いったい?」
藤田は動揺を隠せない。
「そうですね。では、見せてあげるとしましょうか。本当の『匠技』の世界をね」
ゴクリと、誰かが喉を鳴らす音が響いた。
そして高橋は不敵に零す。
「いったいいつから、ターン制だと錯覚していた?」
その様子に会長は思わず叫ぶ。
「いかん! 藤田君、構えなさい! 16連打が来るっ!」
しかしそのときにはもう高橋の右手は盤上に伸びていた。
「遅い! △6四歩、△6五歩、△6六歩、△6七歩成、△5四歩、△5五歩、△5六歩、△5七歩成、△4四歩、△4五歩、△4六歩、△4七歩成……からのぉ〜、△5八歩!」
「……え?」
周囲の者はみな、その尋常ではない速さの動きに圧倒され言葉もなかった。
「か、会長……これは……?」
藤田は半ば放心状態で会長を見た。
だが、会長は力なく首を横に振る。
「これが、連打の力じゃよ……しかも、彼はその連打を、あと3回も残している……」
「そ、そんな……では、この対局は僕の負けだと……?」
「残念じゃが、匠技の対局において連打のできない者に、勝ち目はないのじゃよ……」
「そんな……」
だが、肩を落とす藤田に声をかけたのは高橋だった。
「諦めるのか?」
「だって、もう詰みじゃないですか」
藤田は諦めたように言う。
「そうかな? 私はそう思わないが……」
「冗談でしょう?」
「冗談ではないさ。だからこそ敢えて打ち歩詰めをしたのだからね。君ならば必ずや押し返せると信じて」
「だけどこんな盤面、どうやって押し返せば……」
「簡単なことさ、君も連打を使いこなせばいい」
「僕が……連打を……?」
「そうだ……私の将気に耐えた君ならばできるはずだ! さぁ見せてくれ! 全てのタガを外した君の力を!」
「僕の……力……? くそ……やってやる……やってやる!」
刹那、藤田の指に炎が灯った。
「うおおおおっ! ▲5八玉! ▲4七玉! ▲5七玉! ▲6七玉ぅ!」
そして鋭い4連打で危機を乗り越える藤田。
「ふむ……まさか初めてで4連打を使いこなすとはな……しかもまさか玉で連打とは……フフ、やはりアヤツに似ている」
そして意味深な言葉を発する高橋。
「藤田君、やはり君には才能がある。どうだろう、私のもとで修行をしてみるつもりはないかね?」
「僕、強くなれますか……? 名人のように、16連打ができるようになりますか……?」
「道のりは険しいが、やれるか?」
「はい! がんばります!」
こうして藤田の匠技への挑戦が始まった。
本当の戦いはこれからだ!
~ 未完 ~
「みんな、バグってるー?」