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第4話 家の中でのお姫様

 健と解散して勇斗は帰路についていた。ゲームセンターから家までそこまで遠い訳でもないのだが、彼女が家にいるというのであまり待たせる訳にもいかないと思っていたら、いつの間にか早足で帰っていた。

 家に着くと彼女が出迎えてくれた。


「ただいま。」


「おかえりゆーくん。待ってたんだよ、寂しかったー。」


 などと言ってリビングに入ってすぐに彼女は抱きついてきた。そんな彼女を可愛いなとか思いながら抱きしめ返すと嬉しそうな顔をしてくっついてくる。


「ゆーくんがもう少し帰ってくるの遅かったら寂しくて電話かけちゃってたかも。」


「大丈夫、MAINが来てからすぐに帰ってきたから。」


「ありがとー。ゆーくん大好き!」


「俺も好きだよ。」


 なんてバカップルみたいな会話をしていたが、ふと、気になったことがあったので聞いてみることにした。


「今日は晩御飯食べて帰るのか?」


「うん、今日はゆーくんの料理食べたい。」


「了解。帰ってくるのも遅くなっちゃったし簡単な料理でいいか?」


「うん、大丈夫だよ。」


 そう言って俺は料理を始めた。昨日から味を付けていた鶏肉を揚げて唐揚げを作って、野菜を適当に盛ったサラダを作って2人で食べることにした。


「「いただきます。」」


 と言いテーブルに向かい合って食べ始めた。「ゆーくんの料理今日も美味しい」と言いながら食べてくれるので作ってよかったと思いながら俺も食べていた。そんな感じで食べていると


「ゆーくんは明日の予定って空いてる?」


 と聞いてきたので


「空いてるよ。どうしたの?」


「いや、今日さ週末遊園地行きませんかって誘われた時にさゆーくんと遊園地行きたいなーって思ったから空いてるかなって。」


「あー、そういえば今日の朝あーちゃん誘われてたねー」


「もちろん断ったよ。私はゆーくんのことが大好きなんだもん。」


「ありがと。あーちゃん学校だとお姫様とか言われて人気者だもんね。」


 そう、俺の彼女は学校でお姫様と呼ばれている舞姫愛梨朱なのである。だが、学校の時とは違い、2人きりになるとデレデレで甘えてくるので全くの別人に見える。

 俺は愛梨朱に惚れて告白し、高校1年の春から付き合っている。もうすぐ付き合って2ヶ月が経とうとしている。学校では凛としていて美しい愛梨朱が、家ではただただ甘えてくるので、俺は付き合ってよかったと常に思っているのである。


「友達とかもいて人気者になるのは嬉しいんだけど、ああいうのはあんまりキャラじゃないし、知らない男の人から告白されたりするの嫌なんだよねー」


「あぁ、それはどんまいとしか言えないなー。その代わり、家では俺が一緒にいてあげるから。」


「やったー、ゆーくん大好き!」


「それでだけどさ、今週末は俺も予定空いてるし遊園地に行こっか。」


「うん。ゆーくんと一緒に遊園地に行く!」


 こうして俺たちは週末に遊園地に遊びに行くことを決めた。

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