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お月さまのかくれんぼ

作者: 小畠愛子

※「かくれんぼ」をテーマにしていますが、夏のホラー2021参加作品ではありません。ほのぼのしたお話ですのでご安心ください(^^♪

お月さま ぷかぷか


お星さま きらきら


お空にうかんで とってもきれいです。


おやおや たぬきの ポン子は じーっと地面を 見ていますよ。


どうしたのでしょう?


「お月さま ここにもいる!」


ポン子が見ていたのは 水たまりでした。


おひるごろまで 雨がふっていたのです。


「お月さま ゆびでさわれるよ」


ポン子は そーっと 水たまりを ちょんちょん。


あっ 水たまりが ゆらんゆらんって ゆれちゃいました。


「あれ? お月さま どこ行っちゃったのかな」


さっきまで 水たまりで にこにこしてたのに お月さまいなくなっちゃいました。


「どこにいったのかなぁ? お月さま? どこー?」


さびしくなって、ポン子は きょろきょろ。


「お月さま どこー? お月さま どこー?」


ポン子の まんまるおめめに どんどん 水たまりができていきます。


「お月さま、どこー? なかなおりしようよ」


きょろきょろしてると あっ お月さま 水たまりに出てきました。


「あっ、お月さまだぁ! よかったぁ」


ポン子は 水たまりをさわろうとして おててをひっこめました。


「お月さま だいすき」




まんまるお月さまは そのうちに くもにかくれてしまいました。


「お月さま またあしたね」


水たまりの お月さまと お空の お月さま。


どっちにもてをふって ポン子は ねどこに かえりました。


おやすみなさい。

お読みくださいましてありがとうございます(^^♪

ご意見、ご感想などお待ちしております(*^_^*)

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 ほっこりとしたストーリーで、可愛らしさもあって良かったです。
[良い点] ほっこり優しくて、小さい子にも読める表記。 良い童話だと思います。
[良い点] 優しくて穏やかな気持ちになれる素敵なお話ですね^^ ほのぼの・ほっこりをありがとうございます♪
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