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望むもの
『えっ、えっ、えーーー』
エリーゼは驚いたようだ。
『貴方本当にそんな事でいいの?』
エリーゼはもっと凄いものを望めると思ったのか控え目に聞いてくる。
『そんな事、、、?俺みたいなモテないやつには重大な事なんだよ!!』
俺は必死に訴える。
『でも私には今はもうお友達も全員私が虐めをしたっていう噂を信じて離れて言ってしまったわどうしましょう?』
申し訳なさそうにエリーゼは言う。
『いや、、、まだ妹とか!』
俺は諦めずに言う。
『私一人っ子ですの、、、、、、』
申し訳なさそうにエリーゼは言う。
『なら!『バレンタイン!』』
エリーゼが何か言おうとしたようだが声に遮られた。