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現実

長くなりそうです。

『これで終わりだ!』


王子はそう言って俺に向かって剣を振るってきた。


『はぁ舐められたもんだな』


俺はそう言ってため息を吐いた。

(ここまで来て何も出来ないとは所詮ただの平民だな。これで終わりだ!)


王子はこうとでも思ってるんだろうがそんなわけないだろ。俺はため息を吐きながら王子の剣を側面を切って切断した。王子から、『あっ有り得ん』という声が漏れたが次の瞬間には俺に向かって『反則だ!』と喚き立ててくる。


『王子様ねー、反則?どうやってやるって言うんだよ』


俺は呆れながらそう答える。


『だが貴様程度の剣で俺が負けるわけ無いだろう!』


王子はそう言い放った。


『まさかお前が世界最強だとでも思ってんのか?さて、王子真面目な話をするぞ。もし俺に勝ったとしてもバレンタイン家はお前の最大の支援者だ。それを失ったらお前は王にはなれねぇぞ』


俺は王子にだけ聞こえるようにそう言った。


『馬鹿にするか?だが俺はそれだけの女性を得た。』


王子はそう言ってくる。


『馬鹿にする?それどころか本当に馬鹿だろお前が王子じゃなくなったら結局お前の大好きな彼女からも捨てられるに決まってんだろ』


俺はそう言ってやった。気付いてないようならどっちにしろ国を運営出来る訳がない。


『貴様!彼女を侮辱するか!』


王子は怒ってそう言ってきた。


『だったら考えてみろよ。あいつの周りに居る男共は全員有名な貴族の家の息子じゃねぇか1人でも男爵家とかが居るならまだしも全員金持ってる家の子供じゃねぇか』


俺はそろそろ現実を見てもらわないといけないので言ってやった。



『なっそんなのただの偶然だろ』


王子は困惑しながらそう言った。苦し紛れの言葉だろう。


『お前らが言ってる本当に優しい女なら男爵家や平民とかの男にも優しくしてるだろ実際そんな事1回も聞いた事ねぇなぁ』


俺はトドメを刺す。

『なっ、、、、、、』


王子は言葉を失っているようで言い返す事も出来ないようだ。


『うるさい!王子の名においてお互い相手が死ぬまでこの決闘を終わるのを禁ずる!俺は覚悟を決めたぞ貴様はどうだ!』


王子はそう俺に言ってくる。

俺はそれを待ってましたとばかりに言ってやった。


長くなってきたので次話に回します。

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