プロローグ
始めまして!楽しんで読んでもらえたら嬉しいです!
カンカンカンカン
踏切の音が鳴り響く。東京の田舎。そこで私はつまらない平凡な日常を送っていた。毎日同じことの繰り返し。なにかすごいことが起きないかなんて思ってた。すごい事が起きれば私の世界は変わると思った。
それはついこないだまでの話。
なぜこんなことを思ったのだろうか。思わなければこんなことにはならなかったのかもしれない。もうこんなことなんて思わないから戻してください。あの平凡な毎日に。もう、手遅れかもしれない。それでもいい。私にあの世界をあの人とともにかえるなんて無理だ。ここの世界の住人でもない。違う世界の人間に変えられるはずがない。でも、私はあの人を愛してしまっている。どうすればいい?お願い助けて
神様
「また祈ってるの?」
「うん」
「君はいつから神様なんてものを信じるようになったの?」
「ここに来た時から」
「ふ~ん。祈っても君が元の世界に帰れない。まだ変える方法がわからないから。でも、あるはずなんだ。30年前に成し遂げられているから。そのためには・・・」
「この仕事を続けて、王に会って世界を変える」
「そう、この残酷な世界で。」
どうしてここはこんなに残酷なのだろうか。アリスの国みたいなところなのに。ここが残酷じゃなかったらなんて何回思った事だろう。ここの人々はなぜ何も思わないのだろう。私がおかしいから?
「そんなに思いつめちゃゃダメだよ」
あの人が笑顔で言う。ああ、ダメそんな顔しないで。もっと、もっとあなたが愛おしくなってしまう。
「ねえ、好き。だから・・・あなたはここの人と同じにならないでね」
「もちもんだよ。僕も君の事が大好きだから、僕は君に命をかける」
唇と唇が重なる
「ん・・・」
ああ、私もあなたのためだったら命をかける事も出来るよ。
私からあの人が離れる。
「さあ、今日も行こうか。」
「うん」
今日もここの世界を変えるためにまた、血を見る。
どうだったでしょうか?まだまだ話はわからないと思いますがこれからわかるようにしていきます!ぜひ次も見てください!