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ある日の日記 260108  作者: 朝日奈流星


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退屈な日常の些細な日記 260108

川の中に建つアパートが


引き起こす


ご近所さんの


様々な


騒動


 わたしは川に近いところに住んでいる。その川は下流域で潮の干満の影響も受ける。そのかわり、流れは穏やかだ。

この地域は山よりも海のほうが近い。わたしの家は川沿いの道路から3軒目に家があるので2階からは川の様子が見える。

 通勤時には川沿いの道路を通るのだが、朝は早く帰りも遅いためすっかり暗いので川の景色は見えない。


 ある休日の朝、水の音に起こされた。前日は遅くまで起きていたので日が昇っても起きられないでいたのだ。

水の音といっても雨音ではない。窓にバシャバシャと激しく水が当たるような音だった。カーテンを開けてみると目を疑った。

 まるでホースからダイレクトに水をかけているような激しさだった。

「一体何事だ」

と思いよく見ると


 川の真ん中に3階建てのアパートが建っていた。川沿いの道からはそのアパートに続く新たな道もできている。

いつも暗い時間に通勤していたので気付かなかったのだろう。外装ができたので川からポンプで水を汲み上げてジェット水圧で汚れを落としていたのだ。そのポンプは業務用でものすごい威力だった。時々アパートの外壁への狙いが外れて付近の家々に水が飛び散っていたのだ。それにしても物凄い水圧だ。


 さすがに近所の人々も騒ぎ出している。川に一番近い家は屋根の瓦がすっかり落ちている。


 隣の中田さん夫人が言うには

「どうやらアパートの大家さんは瓦の落ちた家らしいわよ。ザマ見ろだわ」


外を見るとその大家さんの家に石をぶつける人までいる。


その家が大家さんでそんなアパートを建てているなんて全く知らなかった。


中田さん夫人は

「みなさんで抗議するために署名を集めましょう」

と言ってわたしの家に上がり込んできた。

妻とわたしは落ち着いて話を聞いていた。

中田さん夫人はテーブルに置いてあったわたしの郵便物を「邪魔!」と言わんばかりに投げてどかしたのだ。

これには流石にわたしも気を悪くして妻に同意を求めるために姿を探したが、居ない。つい今まで横にいたのに、居ない。


中田さん夫人は先に進む。

「最初はあたなが記名してください。2番目に私が書きますから。」


え~~~、である。言い出しっぺが最初に書くべきだろうと思い、妻を見ると


また居ない。

なんだよ。肝心な時にはいつも姿が無い!!





ここでわたしの目が覚めた。

おかしな夢を見たものだ。。。

実際には川の中に


アパート建設なんて


許可されません


と、思う

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