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すばらしきかなこの世界  作者: 蝉時雨
第二章 ディヴァイン編
48/54

第二章(6) 凸凹狩人

◆Firo◆


 鬱蒼とした森に木切れの割れる音が響く。

 フィーロはどうにも落ち着かない気分だった。

 町長宅を出たあと、フィーロたちは被害者の男の一人に話を聞きに行った。予想以上に重症だったようで、巻かれた包帯が痛ましかった。他の被害者も同じような容態だという。もっと酷いとPTSDを引き起こしているらしい。

「突然だったよ……背中が焼けるように痛くなって……気付いたら痛い痛いって泣き叫んでた。大の大人がって思うかもしれないけど、肉を削がれてたんだ……さすがの俺でもね。今も痛い」

 そうやって苦笑気味に言えたのも、痛み止めが効いてるからだったのだろう。看病していた奥さんに聞けば、見てられないくらいの酷い傷だったのだと言う。

「襲った相手……ね。ちらっとしか見てないんだけど、真っ黒だった……夜だからかもしれないけど。人……ぽかったかも。鈎爪みたいなのも一瞬見えた気がする」

 そんな手掛かりを貰い森に入った次第なのだが、森はかなり広い面積で、ラ・ドーマからの通路は開拓整備されているが、今歩いている場所は本当に鬱蒼とした獣道だ。

 行きしなは馬車に乗っていて、単純に騒音で聞こえなかったか、あとは整備された道だからだと勝手に思っていたけれど、どうやらやはり違うようだ。動物の鳴き声が聞こえない。

 森の闖入者に隠れているというより、もうここら一帯には完全にいないといった方がいい。気配すらしない。

「薄気味悪いな……」

「思うんだけど、森ごと焼き払えば解決じゃない?」

「町の人の食いぶちを奪っちゃ本末転倒だろうが」

 というかこの規模の森が炎上したらおそらく未曾有の大惨事です。やめてください。

 つーかどうしてそう極端なんだ。冗談に決まってるじゃないと頬を膨らませてねめつけるシェリカだが、半分は本気だったに違いない。目が語ってる。

 はいはいと生返事を返しつつ足を進める。

「しかしおかしいな」

「……」

「機嫌直せよ」

「ぶぅ」

「豚か?」

「違うもん! 怒ってるの!」

 ああそうどうでもいい。

「悪かったよ」

 思ってることに行動が反するなんてよくあることだ。

 悪いかコノヤロー。一度命の危機に瀕してみろ。誰でもこういう考え方に変わる。賭けてもいい。

「別に……もういいわよ」

 沸点も低いが冷めるのも早い。

 頭下げとけばだいたい許されるんだから安いもんだ。おそらく俺の土下座より安いもんはない。一土下座あたり五平身低頭。それで命が助かるなら頭なぞ地面に埋められる。

 冗談はさておいて、そろそろ深いところまできた。来るときも思うがここは暗い。木の伐採は浅いところで行われているから、奥に行けば行くほどに木は鬱蒼と生い茂っていくのだ。

 木漏れ日も疎らでしかも閑散とした森はいっそう不気味に写る。入り組んだ道とも呼べない道をあてどなく歩くのは精神的にくるものがあった。

「フィーロ……まだ?」

「大元がどこにいるか解らないからな……地道に探すしかないだろ」

「この森広すぎるのよ……」

「否定はしないよ。アガタ国で一番面積が広い森だからな。昔は入らずの森なんて呼ばれてたみたいっつーか今もか」

 セドアの孤児院でもよく森には入るな言われたものだ。探検ごっこをしたがる子どももいたけれど、そのたびにシアノッティやリエラが止めていた。ちなみにシェリカは探検したがるほうだった。俺はお守り。

 あまり日々を謳歌することのなかった時期だったので、記憶は曖昧だが、ここに来て少しずつ思い出しはじめた。忘れたわけじゃないのだ。

「ねえフィーロ。なんだか変な臭いがしない?」

「……ん?」

 臭いを嗅ぐ仕種をする。微かだが異臭を感じた。

「本当だ……変というか、嫌な臭いだ」

 こういう臭いは何度か嗅いだことがある。反吐の出る臭いだ。

「向こうだな」

 進路を変えて、臭いのもとに向かう。

 まあ、十中八九いいものではない。

 この臭いは血の臭いだ。なにかが腐敗した臭いも混ざっている。酷く胸やけがした。

 木を跨ぎ、潜る。だんだん目に見えて荒れている。まるでここだけ違う場所のようだ。静謐な森でこんなにも爪痕が残っているとさすがに気分はよくない。

 草木を掻き分けると少しだけ拓けた場所に出た。いや、違うな。拓けているわけじゃない。拓かれたとでも言った方がいい。

 切株がいっぱいだ。

 生き残った木の幹には鋭い爪痕があった。向かいの木は抉れている。そこだけかじりとったみたいだ。

 伐採にしてはあまりにお粗末というか見るも無残である。

「なにこれ……」

「まあ、戦闘の跡だよな」

 鹿が死んでいた。首が木の枝にぶら下がっている。胴体は離れた場所に無惨に転がっていた。異臭の原因はこれか。ハエはたかりはじめているがまだそこまで時間が経っていないようにも見える。ならこの腐敗した臭いはなんだろうか。

 鹿の胴体は腹部を酷く損傷していた。なんだかなにかに喰われていたように見える。ずいぶんとワイルドな食事だ。おおよそこういう食べ方をする人間はいないだろう。

 これが化け物の仕業か。断定していいかは解らないけれど、とりあえず証拠として記憶に留めておく。

「近くにいるのかしら……」

「どうだろうな。もう少し歩いて……――ッ! シェリカ!」

「え?」

 フィーロは無我夢中で剣を引き抜きぶん投げた。狙ったのはシェリカの頭上。飛来する黒い人影はその剣を踏み台にして飛びずさって木の幹に着地した。着地でいいのか、あれは。

 シェリカがこちらに駆け寄って来る。

「な、なに!?」

「気配がなかった……なんだアレ」

「人……じゃないわよね」

 人型であることに違いはないが人ではない。全身が黒く、血管が不気味に脈打っている。腕が極端に長くその手には長く鋭利な爪が生えていた。あれを引っ掛けて木の幹に掴まっているみたいだ。

 なにより顔が不気味を通り越して怪奇だ。口しか見当たらない。頭の上半分を包帯のように黒い革が巻かれていて顔が解らないのが。ちなみに口はありえないほど裂けている。歯は腐っているのか、ボロボロだった。

「あれは人には見えねーなァ……」

 人型の化け物は右腕を前に突き出した。ぐちゃ、と皮膚を突き破り腕から出て来たのは骨……じゃなくて刃だ。反った短刀のような刃が腕から生えてきた。どういう構造?

「ナイナイ。人じゃナイ」

 背後で地面を踏む音。

 恐る恐る振り返る。

「フィーロ……」

「ハハ……マジかよ」

 囲まれてるよコレ。

 キヒ、と化け物が笑った気がした。


◆◆†◆◆


「だあ、クソ!」

 とりあえず選択肢は逃げることだった。つーか剣回収出来なかったので逃げるしかなかった。シェリカを抱えるなり一目散だ。

 しかしあいつらすごい速い。俺が遅いのもあるけれど、すぐに追いつかれる。真横から襲う鋭い腕をかわして顔面に蹴りを入れる。堅い。踵割れそうだ。

 反対側からもう一体が襲う。

「フィーロ、反対!」

「知ってる!」

 飛び上がって腕に乗ってそのまま顔面を踏み台にして木に飛び乗る。さらに追撃してきたので、落下して逃れる。

 あ、やべ。まだ下にいたんだった。

「――烈Xo儕Ray穿雷瘡」

 幾本かの稲妻が落ちた。シェリカの放った穿雷瘡が目下の化け物は直撃した。火花が散り、痙攣する人型。

「助かった!」

「フィーロはあたしが守るわっ」

「なら俺も気張らないとな……!」

 ま、逃げるんだけどね。

 しっかしどこまでも追って来るな。どういう体力してんだよ。

「ねえフィーロっ」

「なんだ!」

「なにかプランはあるの?」

「とりあえず逃げることがプランかな!」

「素敵なプランっ」

 本気でそう思ってるなら医者行け。つーかなんでコイツ楽しんでるの。どんだけ神経図太いの。

「褒めてもスピードはこれで限界だからな! せめて剣があればな……!」

「回収に戻る?」

「引き返す方が危険!」

「じゃあどうするの?」

「だから!」

 化け物が上から降って来る。木を伝ってきたか。

 伸ばしてきた腕を蹴り上げて、身体を捻って後ろ蹴りを腹部に叩き込む。

 前に向き直り吹き飛んだ化け物が木にぶつかった瞬間に再度蹴りを加えて木とサンドウィッチした。メキメキ、という音が足に伝わる。

 あとは即行で逃げた。

「逃げるんだよ!」

 なんたってこんな目に遭わないといけないんだ。まあ、依頼だからか。あんなもん住み着いてるとは思わねーよな普通。

「あれで死んだかしら……?」

「後ろを見たくない!」

「追って来てるわ」

「タフだな!」

 結構な勢いで押し潰したはずなんだが。

 とはいえ反応を窺うに痛覚は確かになさそうだった。骨格があるってことは人と同じような造りと考えていいんだろうが、痛覚がないというのはどういった了見だ。軟体生物じゃあるまいし。

 まるで人工物のようだと思い、頭を振る。そんなのいるわけねーだろ。

「フィーロ、森を出そう!」

「うお……つーかここどこだよッ……!」

 しくった。

 逃げるのばっか気にしてて場所を確認出来てない。これ飛び出したら町の近くとかだったら笑えないぞ。

 向こうは波状に追って来るため引き返せない。方向転換も危うい状況だ。どうすりゃいい。どうすれば。

「――そのまま走れ、少年……!」

 突然の上空から響いた声にフィーロは速度を上げた。あまりに警戒心のない行動だが、頭がこんがらがっているのだ、仕方ない。それに危機的状況に響く人の声というものは咄嗟に反応してしまうものだ。

「シンド!」

「行くぜ! 舞い踊れ、トルトゥリエ!」

 フィーロが森を突っ切って開けた場所に出ると同時に、爆音が響いた。そこでようやく振り返ると、すぐそこで煙があがっていた。

「なんだったの……?」

「なんだろな……」

 シェリカを地面に降ろしたが、不安らしく服の裾を掴んでくる。俺もすぐに逃げれるようシェリカの身体を軽く引き寄せた。

 そうやって森を警戒していたが、周囲に広がる光景に気付き、フィーロは目を見開いた。慌ててポケットから紙を取り出す。

「ここ……もしかして」

「え?」

「ここが母さんの墓のあるとこだ」

「ここが……?」

 町の郊外に作られた共同墓地。アガタ国は精霊信仰の国だ。死霊が子どもの魂を攫うという言い伝えがあり、どの町でも墓地は離れた場所に作るのが常だった。子どもには場所を教えないのがしきたりで、フィーロたちもその例に漏れず教えられることはなかった。

 一応町の外れのどこかに墓地があるということは知っていたけれど、母親を忘れていた自分には関係のない場所だったのだから、今の今まで知らなくても仕方がない。ただの言い訳だが。

「っだぁーたくよー。こちとら疲れてんのにまたギギドだよ。呪われてんじゃねーの?」

「ぼやくなシンド。ギギド討伐も我々の仕事だ」

 森から二人組がのそのそと現れた。身長差のある凸凹コンビだ。見た目は親子か兄弟だが、雰囲気はまるで違う。

 というか一番目を引くのは持ってる武器だ。長身の男は刀身が岩を削ったような凶悪な形状の大剣を軽々と背負い、小柄(といっても俺より少し低いくらい)の男は……なんだあれ。剣がふわふわ浮いていた。八本も。ナニアレ。

 長身の男がこちらの視線に気付いた。

「少年、怪我はないか」

 近付いてきた男の顔に息を呑んだ。男前だったとかそういうわけではない。いや、まあ整った顔立ちだが、しかしこちらから見て右の目尻のすぐ横から頬までを縦断する大きな傷がとても痛々しい。

 我に返った俺は同じく男の顔(おそらく傷だろう)を見つめるシェリカを軽く小突いて、自分も極力表情に出さないように努めた。

「ああ、はい」

 男がふっと微笑を浮かべた。どちらかというと苦笑か。

「傷が気になるかい?」

 あっさりとばれていた。

「あ、いえ。申し訳ない」

「いやいや、気になるのも当然だろうさ。昔もらった傷でね」

「そうですか」

 こういうときどういう顔をすればいいのか解らず、だから当然気の利いた返事も出来ず曖昧な表情を浮かべるフィーロを見兼ねたか、長身の男はまた微笑を浮かべた。顔の傷に似合わず、柔らかい笑みを浮かべる男だ。

「それにしてもギギド四体から逃げ切るとは大したものだ」

「ギギド……?」

「さっきの人型の化け物のことだ。趣味の悪い模型だよ。一体でも結構驚異だというのに」

「フィーロなら当然よっ」

 シェリカが得意げにない胸を張る。とりあえず小突いて黙らせた。睨まれたが、そこは出来れば空気を読んでほしいところだ。

「いやでも本当に助かりました」

「おーもっと感謝しなオメー。俺らいなかったら死んでたんだからよ」

 小柄な方の物言いはいささかイラッとした。なんだコイツ。

 出で立ちはストリートの悪ガキみたいな、孤児院のやんちゃ坊主を彷彿とさせる目付きの悪さだ。イネス先生の刺すような感じじゃなくて、血気盛んなバルドに近い目付き。

 一瞥してすぐに長身の男に向き直った。

「オイテメーなに無視ってんだコライタ!」

 ざまあみろ。

「いい加減にしろシンド。すまないな、ええと」

「フィーロです。フィーロ・ロレンツ。こっちは姉のシェリカ」

「俺はグランゼだ。こっちは相棒のシンド」

「相棒じゃねーよ!」

「この通り素直じゃないのが特徴だ」

「うるせーよボケ!」

 小柄な方、シンドはナチュラルで口が悪いらしい。

「ふむ、それでフィーロ君たちはどうしてこんな場所に?」

「依頼です。あと、墓参りに」

「依頼……クランに所属を? というか、その歳で冒険者を?」

「あー、ローズベル学園の生徒です。冒険者養成校の。依頼はそこの斡旋で……セドアの人が森で襲われたので」

「ローズベル学園……? いやしかしあそこには……彼女は一体どういうつもりで……」

 腕を組み考え込んだ様子で小さく呟くグランゼなる男に首をかしげていると、向こうも気付いたようで「ああ、すまない」と取り繕った。

「そういえば里帰りとも言っていたな。セドアに住んでいたのか?」

「一時期です。生まれた町はもうないんで」

「ない?」

「盗賊に襲われたんです。ガキのころ」

「そうか、すまない」

「盗賊がなんだっつーの。俺なんざギギドにやられてんだぜ」

「ちょっとあんた何様? 死にたいの?」

「あん? んだアマ」

 睨み合う二人は一触即発といった空気だったが、構わず引き寄せる。グランゼもシンドの肩を掴んで下がらせた。

「シンド」

「シェリカも」

「けっ」

「ふん」

 つーか初対面でなんで喧嘩腰なんだこの二人。

「気を悪くしないでくれ。彼も町を襲われて家族を失ってるんだ」

「いえ、こちらこそ失礼しました」

「それにしても、学生がギギド討伐か。ここは《H&B》の管轄だというのに……町の人にはどう説明するつもりでいる?」

「……その言い回し、解決出来ないような感じですね。あの四体だけじゃないってことですか?」

「察しがいいね。その通りだ。まだうじゃうじゃといる、というか沸いて来るだろう。完全な討伐が可能か不可能かで言えば、可能だ。だが困難なんだ」

「なぜです?」

「まずギギドの説明からしようか」

「おい、グランゼ」

「心配ない」

 シンドが焦りを見せたが、グランゼは首を軽く横に振った。なんだ……?

 気になったが、グランゼが口を開いたので、すぐに意識がそっちに移った。

「初めに言っておくと、ギギドは生物ではない。兵器だ」

「兵器……」

 驚いたが、しかし納得できる自分もいた。

「まるで生気を感じなかっただろう?」

 そう、それだ。動いているのに、生きている感じではなかった。

 蹴りを入れても構わず追ってきた訳がはっきりする。

「生物と、というか姿は人間と似通っているが、全く違う。複数の生物の情報をもとに出来たキメラ体と言った方がいい。奴らは基本的に群れで動き、敵を排除する。そういう風にプログラミングされている」

「プログラミング……」

「そう、プログラムだ。そして厄介なことに、ギギドは死ぬ間際に断末魔をあげる。それは痛みではなく、仲間を呼ぶためにだ」

「じゃあ、叫ばせる前に仕留めれば……」

「ああ、それが一番いいのだが、困難でな。危機状況の奴がいると他のギギドに伝播するのだ。あれが十数体いるとどうしても限界が出てくる。あと、ここには女王クイーンがいるようでな、今後もおそらく時間ごとに投入されるだろう」

女王クイーン?」

「ギギドにも種類がある。さっきのは一番多い兵士ポーン。他に僧兵ビショップ重兵ルーク騎兵ナイトがいる。それを統括するのが女王クイーンだ。仲間の死を探知した女王クイーンはその地点にギギドを送り込む。一部は外部から投下するが、残りは自分で産む。実際目にした者は多くないので情報は少ないが、無尽蔵に産むと思われる」

「それって、女王クイーンを倒さないとここのギギドが増える一方ってことですか?」

「ああ」

 あっさりとした返事がいっそ清々しい。

 とどのつまりこの依頼は本筋は「女王を倒して残りのギギドを討伐する」ことだ。それが「森の驚異の排除」になる。

 ……無理。

「やっぱり森焼いた方が早くない?」

「……、ダメだろ」

 揺らいじゃったよ俺。

 その方が解決策じゃねーのとか考えちゃったよ。

「おーテメーら」

 シンドが口を挟んでくる。黙ってろ。

 と思ったが、森の方を向いて腰を落として臨戦体勢に入っている。

 フィーロは恐る恐る森の方角を向いた。

「管巻いてる時間ねーぞ」

「みたいだなー」

 ギギドがゾロゾロと出て来やがったチクショウ。


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