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すばらしきかなこの世界  作者: 蝉時雨
第一章 クランコンテスト編
21/54

第一章(20) Shambles of Women

◆Firo◆


「うううう……フィーロ〜」

「寄るな気色悪い」

 泣き付いてくる馬鹿ルツを引き剥がす。欝陶しいことこの上ない。

 何でもこの馬鹿はシェリカに毛布を持っていったはいいが、拒否されたらしい。玉砕もいいところだ。しかも相手はシェリカ。容赦ない言葉を雨霰の如く浴びせられただろう。救いがたい話だ。

「何で断られたんだろ……ううう……」

「そりゃあ、知らない奴から受け取らないだろうさ。普通」

「同じクラスだけど!?」

 フィーロは指を振った。併せて舌も三度目鳴らす。

「甘いな。シェリカは同じクラスの名前でさえ半分も覚えてない。興味ない奴は徹底的に自分の視界から除外するのがシェリカだからな」

「興味ない!? ガーン!」

 ますます落ち込む馬鹿ルツ。しゃがみこんでぶつぶつ何かを唱え始めた。気色悪い。それにしても「ガーン」など口に出す人を俺は始めてみた。

「まあ元気だせって」

 馬鹿ルツの背中をポンと叩いて慰める。既に顔が(´Д`)←こんな感じになっている。哀れだ。

「シェリカ以外にもいい女は一杯いるからさ。な?」

 フィーロはそう言ったが、考えてみれば“いい女”が仮に一杯いても馬鹿ルツに振り向かなければ意味がない。つまりなんの慰めにもなっていないわけだ。

「……いい女って?」

 だがしかし馬鹿ルツは食い付いた。フィーロは“いい女”とやらを頭の中で浮かべてみた。意外に、いない。

 もう仕方ないから“いい女”かどうかは別にして、片っ端から上げてみることにした。

「んー……ユーリとかは? 顔は悪くないぞ?」

 頭は空だが。

「倍率高いじゃん」

 馬鹿ルツは膝に顔を埋めながら言った。倍率って狙ってる男の数か? いや、シェリカもそれなりに高いと思うぞ。つかお前は倍率で好きな女決めてんのか。馬鹿だろ。

「……じゃあ、んー……モニカは?」

「あいつレズじゃん」

 ああ確かに。聞いた俺が馬鹿だった。

「……クロアは?」

「ロリじゃん」

「お前も似たようなもんだろ」

「誰がちびワンコだっ!」

「言ってねぇよ」

 情緒不安定な奴だな。そういうところがガキだろ。そう思ったが、フィーロは口には出さずに、他の女の子を思い浮べる。

「ベアトリーチェは……ガナッシュのファンだったな……ロリエは」

「あれもロリだろ……それに、オレ、アイツ苦手だし」

 まあ、俺も苦手だ。

「あー……んじゃモランならどうだ」

 正直、馬鹿ルツには勿体ないくらいいい娘だと思う。最後に上げたのは、半ば言いたくなかったからだ。他の男なら許せても、馬鹿ルツにはやれない。なんとなく、娘を手放したくない父親のような心境だった。

 因みに、ガナッシュや変態レイジでも許さない。多分、いや絶対に全力で阻止する。

「モランか……アイツ口煩いしなぁ……」

 世話焼いてもらってるだけありがたいと思え馬鹿野郎。ぶん殴ってやろうか。

「それに、アイツ好きな奴いるし」

「……ああ、そんなこと言ってたな。確か。誰だろな、そいつ」引き千切ってやりたい。フィーロは何かを引っ張って千切る仕草をした。「つか、お前何で知ってんの?」

「相談されたからな」

 馬鹿ルツに相談してもよい答えは導きだせないだろうとフィーロは思った。が、馬鹿ルツよりもモランの名誉を尊重してここは何も言うまい。

「じゃあ、お前は相手知ってんのか」

「………」馬鹿ルツはフィーロをじっと見た。「……はあ」そして呆れたような溜め息を漏らした。

「何だよ」フィーロはムッとした。馬鹿ルツに呆れられるなど癪である。

「いや、別に……」

 そう言ってまた溜め息を吐いた。ぶっ飛ばしてやろうか犬っころ。

「ま、『言うな』って言われてるから、オレからは何も言わないぜ? 約束は守るのがこのオレだからなっ」

 立ち上がって、馬鹿ルツは元気よく言った。ばっちり決めポーズ付きだ。全く決まっちゃいないが。

 決めポーズはともかく、そこはルツのいいところの一つだったりする。コイツは約束は絶対に守る。よくも悪くも馬鹿だ。つまりは愚直な奴なのだ。フィーロには少し羨ましくも感じられた。

 ルツがそう言うならば、もうこれ以上の詮索は望めない。それに、しないほうがいいだろう。

 諦めたフィーロは、得に意味もなく後頭部をポリポリ掻いた。すると何か言って欲しそうなルツの視線に気付いた。格好いい台詞を吐いたから誉めてもらいたいのか。フィーロは薄く笑いながら、馬鹿ルツを見た。

「全然格好よくない」

「ひでぇ」


◆◆†◆◆


 また落ち込んだ馬鹿ルツをさすがに面倒臭いと放って、さっさと逃げ出した。あと三十分近く暇である。自分のブロックの戦いを見てもいいが、戦闘済みのクランだし、得るものはあまりない。技術を盗もうにも視点はころころ変わるから、盗めないというのが実状だ。

 そもそも、駄目剣士が他人から盗めるものなどない。自分は剣を振り続ければそれでいいのだ。戦闘も大体は後ろで見てればガナッシュあたりがなんとかする。

「クランコンテストが終わったら二週間くらいサボタージュしようかな……」

 今回これだけ頑張れば二週間くらい許されるはずだ。苦あれば楽あり。後の楽しみのためにもう少しだけ踏張ろう。頑張れ、俺。

 フィーロは自分にエールを送った。ここにガナッシュがいれば、「クランコンテスト頑張って本業サボったら本末転倒だろう。どっちも死ぬ気でやれ」と言われるのは目に見えているが、フィーロは敢えて気にしなかった。

「アイツの言葉気にしてたらキリがないしな」

「何ぶつぶつ言ってるの?」

「うわっ!?」

 背後から声を掛けられ、飛び上がる。実際は飛び上がってはいないが、まあ心臓は跳ねた。

 しかしよく背後から来る人だ。わざとやってるのか。表情からは読み取ることは不可能だが。

「うわって……ひどいなぁ」

 口を尖らせてみせるリリーナ。実年齢はフィーロより上のはずだが、仕草がやけに幼く見える。天然だろうか。計算でやってるならそれはそれで称賛に値する。が、やはりフィーロとしては天然であることを祈りたい。

 まるで我が姉のように頬を膨らませるリリーナを見て、フィーロは肩を竦ませた。

「そりゃ誰でも後ろからいきなり声を掛けられれば驚きますよ。考え事もしてましたし」

「考え事?」

「……いえ、こちらの話です」

 まさかクランコンテスト後にサボる算段を考えていたなど到底言えない。

「ふぅん……まあいいやっ」リリーナは訝しみはしたものの、追及してくることはなかった。すぐに向日葵のような笑顔を作った。「それよりも、おめでとう! 三連勝だねっ!」

「勝った気はしませんけどね」

 苦笑いが零れた。一回戦はともかくも、二回戦と三回戦については戦いすらしていない。三回戦に至ってはただのサイン会だった。

「勝ちは勝ちだよ? 素直に喜ばなきゃ」

「そりゃまあ……そうですけどね」

 いくら何でも不戦勝みたいな終わり方が続けば素直には喜べない。笑おうと試みたが、零れ出るのはやはり苦笑だった。

「も〜」

 それに納得いかないのか、リリーナはまた頬を膨らませた。

「会長直々に誉めて上げてるんだからもっと喜んでよ」

 そう言ってフィーロの頬をぐにっ、と引っ張り上げた。

「……ふみまへん」

「ほら、スマイルスマイルっ」

 何というか勝ったことよりも、リリーナの行動のほうが笑えてきた。弱々しくはあったが、ようやっと笑うことができた。

「やっと笑ったね」

 リリーナは満足気に微笑んだ。

 一瞬、ドキッとした。それくらい魅力的な笑みだったのだ。――不覚。そう思わずにはいられなかった。

「……で、用件は何です? 俺を笑わせに来ただけじゃないでしょうに」

 半ば照れ隠しのために、フィーロは話題を変えようとした。が、失敗だった。

「用がなくちゃ……話しちゃダメ、かな?」

 フィーロは思わずたじろいだ。もの哀しげな表情でそんなことを上目遣いで言われれば、たじろぐのは当たり前だ。「いや……そういうわけじゃ……」しどろもどろになりながら何とか言葉を探すが見つからない。語彙の貧相なフィーロにこの場を凌げるだけの力はなかった。

 しかしながら幸いなことに、救いの手が差し伸べられた。

「よーフィーロ。なんだあの三回戦。笑っちまったぞ?」

 手を挙げて近寄ってきたのはエリックだった。フィーロ的にはナイスなタイミングである。

「ども」

「おう。しっかしなんだよ、あれ……は……っとー……スマン」

 しかしエリックは口元を押さえて、フィーロから目線を逸らした。

「いや、スマンって……」

「まさか逢引き中だとは思わなかった。スマン」

「逢引っ……!?」

「いやん」いやん、じゃない。

「じゃ、な」

 気まずそうな表情で立ち去ろうとするエリック。

「いや違いますから! 深読みしすぎです! ちょっ……まっ……! 違ぁぁぁぁぁぁぁうぅぅ……!」

 思いの外、エリックは救いの手ではなかったらしい。

 引き留めようとするフィーロは自分でもよく解らないくらい焦っていた。取り敢えず、誤解を解かなくては。ただそればかりが頭を駆け巡っていたのだけは確かである。


◆◆†◆◆


「……へぇ。この前知り合ったばっかりねぇ」

「だからさっきたまたま会って話してただけです」

「にしては空気がふわふわしてたぜ?」

「いやん」だからいやん、じゃない。

「……。いや、だから……ああもう……!」

 フィーロは頭がこんがらがって掻き毟るように頭を掻いた。

「ハハハ。解ったから心配すんなよ。からかっただけだって」

 エリックが笑って言った。そしていきなりフィーロの首に腕を掛け、引っ張って顔を近くに寄せた。リリーナには背を向けた状態で、小声で話し始めた。

「……それより、よくアレと知り合えたな。同学年なら解るが」

「偶然ですし……」

「それでも、だ。アレは同学年でも手が出ねーんだぞ? 他学年なんか論外だっつーの」

「はあ……」

「お前、ことの重大さ解ってねぇな? あのな、普通アレに近寄ろうと思ったらまず関門があんだよ」

「関門?」

「七百二十度全開でアレの周りに悪い虫が付かないか見張ってるこえー般若が……」

「ほほー誰が般若だってエリック君?」

 エリックの体がびくんと跳ねた。間違いなく背後からする声が原因だ。しかし、聞き覚えのある声だ。かなり最近聞いたような。

 エリックがゆっくりと後ろを向いた。釣られてフィーロも振り返る。

「……ようシオン。ご無沙汰」

「そだねー。ご無沙汰な割りには失礼な言い草だよね」

「……事実じゃねーか」

「何か言った?」

「言ってません……」

 こんな縮こまったエリックを見たことはない。そもそも、知り合って間もない。知りようがないというのが本当のところだが。それでも普段からは想像がつかないのは確かだ。

 にこやかに笑っているのに冷ややかな雰囲気を纏っている目の前の女性は、ついさっき三回戦で話したシオンだった。これがエリックの言う般若か。一見してそうは見えないが。

「や、フィーロ君。さっきぶり」

「え? ええ。さっきぶりですね」

「あれ、シオンちゃんとフィーロ君知り合い?」

 シオンの後ろからひょこっと首を出すリリーナ。

「ん? さっき知り合ったんだよ。ね?」

「まあ、そうですね」

 そう肯定すると、見る見るうちにリリーナの表情が変わっていった。曇ったというか、怒っているというか、とにかく不機嫌そうだった。

 シオンはリリーナに視線を落として、微笑んだ。リリーナの頭に手を乗せて、軽く撫でる。

「心配しなくても盗らないって。三回戦が契約してたリトルリップとカタハネの試合だったからだから。本当にたまたまだよ」

「むぅ……」

 納得は出来ないが理解はしたという感じでリリーナは唸った。何というか、端から見ると姉妹みたいだ。

 にしても盗るとは何のことだろうか。深くは詮索しないほうがいいか。それよりも、フィーロにはもっと気になることがあった。

「契約……?」

「ん? ああ、うん契約。わたしは正式なクランには加盟してないからね」

「でもリトルリップのクランメンバーで……」

「だから契約だよ」

「コイツ特定のクランには入らずに、助っ人みたいなことしてんだよ。変な奴だろ?」

「変な奴は余計だよ。いいじゃない。禁止されてるわけじゃないし。渡り鳥みたいで格好いいよね?」

 シオンがこちらに振ってきた。それについてどう答えたらよいのか。取り敢えず「はあ」と曖昧に答えた。

「ほら見ろ。変な奴だって思ってんじゃねーか」

「違うよ。今のは肯定だよ」

 曖昧に答えたせいで、エリックとシオンは言い合いを始めた。何なんだろう。どう答えてもあまりよろしい結果にはならなかったような気がする。

 言い合う二人を交互に見た。

 両者とも、犬猿の仲というわけではないようで、どこかシェリカとベアトリーチェの関係に似ているとフィーロは思った。

「二人、仲いいでしょ?」

 何時の間にやらリリーナがフィーロの隣にいた。

「そうですね」

「一年生からクラスが一緒で、シオンちゃんとエリック君はよく張り合ってたんだ。ライバル関係っていうのかな。なんか、羨ましいなぁ」

「……」

 最後の言葉は、フィーロではなく、自分自身に言っているような気がした。この人は気丈に振る舞ってはいるが、もしかしたら寂しがり屋なのかもしれない。

 でもリリーナとシオンはきっと親友だ。だとしたら、リリーナは寂しがり屋であると同時に、欲張りでもある。親友なんてものは、一生に三人も出来れば上々なのだから。

「それが幼く見える所以……なのかな」

「? 何か言った?」

「いえ、何でもありませんよ」

「えー何か言ったよ絶対!」

「何でもありませんって……!」

「ほらほら正直に言いなさい!」

 リリーナがのしかかってくる。ぐっ……まずい、背中にたわわな感触がっ……! 眠れ! 俺の野性の魂ッ……!

「ほらほらっ!」

「やめ……何でもないですから本当に! だからやめてくださいマジで!」

 俺だって男だ!

 それ以上はいろんな意味でまずい! マジで目覚める! 俺の中の野性の魂が!

 フィーロはリリーナを引き剥がそうと必死になっている。目の前の二人に助けを求めようにも、あっちはあっちで未だに言い合っている。自分で何とかしなくてはいけない。が、しかしリリーナも剣士学科なだけあって力は並みより強い。なかなか引き剥がせない。

 もっと言えば、フィーロは必死でも端から見ればいちゃついているようにしか見えないわけで、恐ろしい視線が集中している。中でも一番恐ろしいのが、

「仲、よさそうね。フィーロ」

 この悪魔の声だ。

 冷気というレベルを越えた凍てつく空気を纏った悪魔の声が聞こえた。これにはさしものリリーナも動きを止めた。言い合いをしていたエリックとシオンも言わずもがな、だ。

 例のごとく油の切れたブリキ人形のようにギギギと上を向くと、案の定、悪魔のシェリカがいた。

 口には笑みが浮かんでいるが、目は笑ってない。人を殺せるような死の眼光線(デス・レイ)を放っている。蛇に睨まれた蛙よろしくフィーロは硬直した。

「仲、いいの? その人と」

 その人とはリリーナか。なんと答えればいいのやら。

 まあ、「うん、そうだよ」と言えば間違いなく死ぬ。燃やされて凍らされて爆発させられるのが目に見えるだからといって「違う」と言っても「嘘吐き」と言われて感電させられて爆砕させられるのがオチだ。要するに、結局最後は死だ。なんだこりゃ。なんのいじめだ畜生め。

「ねぇ。仲いいの?」

 また同じ質問。逃げ道を封鎖しやがった。もう答えないといけない。フィーロは生唾を呑み込んだ。どうする。どうすればいい……!

「いいよ」

 そう言ったのはフィーロではなく、リリーナだった。驚きのあまりフィーロは目を見開いた。リリーナは挑むような目付きでシェリカを見据えている。一瞬たじろいだが、シェリカも負けじと睨み返した。

「フィーロ君が誰と仲良くしてもいいと思うけど?」

 リリーナが言う。まあ、正論だ。仲良しうんぬんはさておいても、別に人の交友関係に口出しされる言われはないのだから。ならば俺はなんで焦っているのだろう。後ろめたさ? 何に? よく解らない。

 正論だけに反論出来ないと思いきや、シェリカはキッとリリーナを睨んだ。

「あたしが嫌だもの」

 なんだその理由は。

「あなたの気持ちなんて関係ないと思うよ?」

「嫌なものは嫌だもの」

「それでフィーロ君を束縛するなんて可哀相だよ」

 束縛って……。そこまではひどくないが。

「フィーロはあたしの弟なのよっ!」

 理由になってないし、反論になってない。

「反論になってないよ!」

 そりゃそう返すわな。

「うるさいうるさいうるさーい! とにかく、アンタだけは絶対に嫌なのっ!」

 どんな理由だそれは。

 単に毛嫌いしてるだけか? 天下の生徒会長をアンタ呼ばわりして、駄々を捏ねるなどなかなか出来ない所業ではある。つか誰もしないし。

 大体、なんたってこの二人は言い争っているんだ。まずそこが謎だ。

「愛されてるねぇ」

 エリックがクククと含み笑いを漏らしながら言った。

「よく解りませんよ、俺には」

 今一つ、彼女らの考えていることは解らない。俺には何か足りないのだろうか。そう自問するが、フィーロには答えは見つけられそうにもなかった。

「ま、今はそれでいいんじゃないか? 取り敢えず今やるべきは……」

「……そうですね」

 フィーロとエリックはお互い肩を竦め合って、口喧嘩を鋭意続行中の美人二名を止めに向かった。無傷で済めばいいのだが。……無理だろうな。

 自然と深い溜め息が漏れた。


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