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第三話

ちょとシリアスかな?ただ主人公の切ない気持ちを入れれたと思っております…あと主人公は照れ屋なのでチェリーです!笑 この意気地なし!

『春菜…』


「はあ〜一ヵ月かあ…」

『春菜聞いてくれ…俺な…お前がいてくれてマジで感謝してる…親がいなくて寂しかったときにもお前やお前の家族…裕矢と七海それと康もな…いつも一緒にいてくれてありがとう…』


言わないと…言わないと…春菜に…


『それでな、あと一ヵ月あるだろ?その間にお前に決めてほしい…俺はどんな結果になってもいいから…』

「せいちゃん…わたしはせいちゃんのこと大好きだよ…それはかわらないと思う…でもやっぱり寂しいよ…いつ帰ってくるかわかんないんだもん…うぅ…ひっく…おか…お母さんに言ってここに住めばいいじゃない」


『春菜…そんなことできないよ…わかるだろ?ごめんな…ごめんな…』


俺は静かに春菜を抱き締めた。俺はズルイここで突き放せば春菜は幸せになれるのに…。


「ごめんね…わたしずるいね…もうちょっと待ってかならず答えだすから。」

ちがう!ちがう!ずるいのはおれだ!春菜にすべて決めさせようとしてる!でも…

『うん…』


これだけしかいえなかった…ちくしょう!俺は弱い…春菜…


「はあ〜!よしっそろそろお母さんのおいしい〜ご飯ができるころだあ!いくぞ誠二ぐんそう」


『はいっ!春菜隊長!』


春菜はつよいな…くそ!でも俺は…春菜といたい…


全『いただきます』


かちゃかちゃ…沈黙が痛いな…でも話さないと…


全『ごちそうさま』


『星菜さんそれと佳菜子…話っていうのは…俺ドイツに行かなきゃならないんです』


「あらあらあらあらそうなの?いいわねえ〜!あたしもいってみたいわあ!何日間行くのかしら?おみやげはソーセージがいいわあ!ぽっ♪」


春・誠『……』


この人は…!


『ちがうんです!伯父さんの仕事の都合でいつ帰ってこれるかわかんなくて…それで』


「そうなの…本当みたいね…春菜は?どうするの??」


ずきっ!胸が痛い…答えたくない…


『さっき話あったんですけど…まだ決まっていません』


「そう…わかったわ…時間が必要ね…しっかり話し合って決めなさい…」


『はい』


「おにいちゃん…もう会えないの?佳菜子やだよ!うっうっ…いかないで…」

『ごめんな佳菜子…きょうはもうかえるな…』


俺は走りだした…違う逃げたんだ…ちきしょぉ!!

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