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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

掌の上で吸血鬼の姫は踊る

悲しき少女マライヤには夢があった。
二桁も行かないうちに他所の家に売られた彼女だが、
それでも少女らしくカッコイイ人と出会うという願望を持っていた。

けれど売られた先のアルスター家は、部外者を許さず弱者を許さない弱肉強食な考えをまた一族だった。
当然マライヤはいじめられる訳で……

アルスター家に引き渡されてから早数年。
マライヤはアルスター家当主から一つの願い事を託される。

遠い場所に潜む魔物を倒してとある素材を手に入れて欲しいと……

そして彼女はそこで出会う。
運命の想い人と。
だが彼は……人間だった。
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