そのままで
痛くて 苦くて 辛かったのは
全部自分が弱かったから
その弱さに飲み込まれたまま
無駄に生きてしまって
誰かに誇れるようなとこ
一個もない
褒めてもらえるような箇所も
一つもない
ただ何もできないままの
何も知らないままの
駄目な自分を憎んでいただけ
自分なりに
最大限勇気を振り絞って
刻んだはずの一歩の後も
ただ止めてしまっていた時間のシワ寄せに
溺れるように足掻いて
身を縮めて
嘲笑に耐えているだけ
ただ
だからこそ
思うんだ
このままで
いてみせようって 弱いまま
知らないこと
分からないこと
学ぼうとしながら
その姿勢を
嘲笑われながらだって
受けた痛み
抱えた傷
全部そのまま
背負ったまま
覚えたまま
報われるなんて
もう思えない
それでも
このままの弱さを抱えながらでも
どうにか立てるようになって
いつか
自分の弱さに
苦しんで
何もかもを自分のせいにして
自分を憎んで責めてしまっている
誰かに
そのままだからこそ
見える世界があるって
切り開ける道と
掲げられる想いがあるはずだって
伝えたいんだ