シアたんと大魔王〜 大魔王は初夜をクリア出来ない2〜
朝だ。
隣には、我が嫁シアたん。
まだ一度もいたせてないけど我が最愛の嫁、シアたん。
のはずなのだが、視界が白くて柔らかくて温かなもので塞がれていてよくわからない。
とてもいい匂いがして、夢心地で再び目を閉じる。
頬に触れる温もりの、微かな弾力。
両頬を、至福の感触に包み込まれ、鼻先に触れるのは胸の谷間…。
……………谷間…だと?
我はパチっと目を見開いた。
近すぎてよくわからないが、まず白いレースっぽいものが確認できた。
視線を上にゆっくりと上げると、白く細い首と、目眩がしそうなほど美しい喉。そして形のいい顎が見えた。
我が嫁シアたんの、完璧なる造形美だ。
恐る恐る、視線を下へと戻す。
我が顔を埋めているのは………いるのは…………。
そう。我が女神にして至高の存在であるシアたんのおっぱいだった。
そう認識した瞬間、我の意識は暗転した。