1288字でミラーリングミラクラー!!!!
鏡の裏に隠れることで、見つからず進むことができるという、助手の信じがたい助言をもらい、私たちは鏡を探していた。
「助手よ、君はどうして、こうも、考える→探す→見つけるというパターンなんだ、もっと今あるものだけでの打開策はないのか?」
「そうですね、私たちの持っているものを整理しますか」
「そうだな」
「ではまず、服があり、電話があります、それだけです、どうします?」
「いや。。。すまない、やはり鏡を探すほかなさそうだ」
「ですね、では、鏡はきっと保健室にあると思います、探しに行きましょう」
「了解だ」
そして保健室へ行くことに・・・ついた。
「ここか、あったぞ」
「ではですね、ダンボールを探してください」
「あったぞ」
「ではそのダンボールの周りに鏡を張ってください」
「了解」
私はせっせと言われるがまま、勤しんだ。
「できたぞ」
「ではそれを被ります」
「ほう、さながらスネークだな」
「そして歩きます」
「ほう・・・え?いやバレないのか???」
「バレませんよ、鏡は上から覗き込まれているときは、誰も映らないんです」
「そうなのか、つまり、姿勢を低くしてればいいんだな」
「そうです、行きますよ!」
そして階段へ
「人が来たぞ」
「わかっています、安心してください、リフレクトアローの原理が適用され大丈夫ですから」
「そういうのか、なんとも、わかりやすい名だな」
「静かに、通りますよ・・・」
「おう」
すーっと通っていった。
「すごいな!」
「はい、これでも理系を嗜んでいたので、それなりのことはできます」
「そうか、ともかく校長室はもう到達したも同然だな」
・・・それから校長室へついた。
「乗り込むぞ、もう隠れるのは、いい」
「え・・・いや・・・!」
鳥や森がきめ細かくほどこされた木の扉を乱雑に開けた。
一瞬にして先生に鉢合わせた。
それも校長であった。
「先生なんでいきなりはいるんですか、身辺調査に乗り気でなかったくせに」
「いや、私は、うじうじしているのが大の嫌いでな、ちちじこまったあとは、盛大に生きたくなるのだよ!」
「そうですか・・・」
校長先生は驚いていた、そしてとうとう話しかけてきた。
「君たち…?」
助手が颯爽と切り返し文句をいった。
「すいません、実は私の隣にいる憂塚の初恋相手を知りたくきた所存です」
「そうか・・・憂塚には覚えがあるな、手の付けがたい、問題視できない問題児だったよ」
「そうなんですか?」
私は自身のあやうき過去の露見に恐れをなして、たまらず、静止の一句を言い述べた。
「先生、それは言いっこなしですよ???」
そのまるで、愛嬌と、無愛嬌の共存する、愛してやまないとも言わんばかりの、口ぶりに先生はたちまち、切り返し文句を言い始める。
「君、立場をふるいにかけることは言わんでくれよ、結託の志を見せられても、私は良しとしないよ」
先生のごもっともな意見と、そして自身の秘匿しようする、過去のあらましに助手は少なからず興味を抱いてしまったらしく、今度は助手が過去を聞き出そうとニマついた表情になってた。
「先生の過去をぜひ教えてください!!!!」
次回・・・助手の純粋無慈悲な発言により先生の過去が明らかにされる!!!!