675文字でミラートリッカー!
助手と私のピンチという場面設定から。
はや30秒のこと。
「助手どうする!!!」
「私が思いついたのはこれです」
「なんだ上履きがどうかしたのか?」
助手はなぜか上履きを掲げていた。
「いいですか、これをこう使うんです」
助手はそういうと上履きを思いっきりなげた
「なるほど!!!走るぞ!!!」
そうである、上履きを投げ音を出すことにより相手の遅れを待ち、その間にセーフゾーンへ戻るということだった。
「成功だ!!!」
「よかったですね」
「まさか二人の案を使ってくれるとは君もいいやつだな」
「いえ、それほどでもあります」
「そうか、なんか君もそろそろ私らしくなっているように思うのだが、気のせいか?」
「そうですね、一面はあるかも知れませんが、私は先生より広い目を持っているので、先生から知ったことは私の一割にも満ちていませんよ」
「そうか、私はまだまだだな」
「いえ、そんなこともありせん」
それからセーフゾーン(空き教室)で5分間話していた。
「それで身辺調査は続けるのか?」
「確かにこのまま校長室にたどり着くには無理がありますね」
「もっといい方法を考えなければな」
「外からロープで上がるというのはどうでしょう?」
「私が運動が堪能ではないことは知っているだろ、それでもいうか?」
「失礼しました、なら、給食用のエレベーターを使うのはどうでしょう?」
「それ、花子さん落ちするからやめてほしいぞ」
「わかりました、では鏡の裏に隠れて進みましょう!」
「なんだその方法は?」
「知らないのですか、まぁいいです実践しましょう!!!」
「わかったよ、ところで鏡はどこからもらうきだ・・・」
後談へ続く!!!