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一字一円で恋をする  作者: ドーナツ
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1300字でスクールディスカッション!

数々の困難を超えて、再び平穏が訪れた。

「助手よ」

「なんです」

「私はもう一字一円の作家としてだけ生きていくよ」

「だめです」

「なぜだ」

「それでは花がありませんから」

「そうなのか」

「はい、恋してなんぼですよ」

「そうか、やはり恋はつよしか」

「そうです、なので今日は先生の相手を知るべくさらに畳みかけようと思います」

「どうやってだね、私の意中の相手を知るのは大変だぞ」

「そういうのは想定済みです、なので今回は、先生の身辺調査をすることにしました」

「ほー」

「先生のご学友と話をしに行きます」

「それはやめといたほうがいいぞ・・・」

「なぜですか???」

「私の友はツワモノばかりだからな」

「とにかくなんといおうと、調査してきます、先生ももちろん行くのでお忘れなく!」

「仕方ない、君の熱意のほど見させてもらうよ」

「なぜ上からなんです、先生の恋ですよね!」

「いやそれはだって、私はそもそも恋などしても恋しくなって伏していくだけだし」

「そうですか、それでぬいぐるみですか、いいんですかそれで一生」

「いいとも、だってそこまで生に入れあげてないし、ただなんとなく生きてなんとなく良ければ、なんとなく勝ち組かんするし」

「まったく、べそかきなこと言わないでください、作家としてのプライドはないんですか」

「あるとも、だけども、恋するのは性分ではないのだよ、”恋をしても一人”だから帰らせてくれ」

「そうはいきません、なら電話して呼び出します!!!」

「まてまて家に来てもらうのはなお更まずいぞ!」

「なぜです?」

「だってこの邸宅を見られたら誰でも好きになるよ・・・」

「確かに先生はお金だけはありますよね、逆玉狙いの子ならいくらでも釣れると思います、しかしそれがなんです、金が愛に勝ったたしがありました?」

「ない、ゆえに一人だ」

「ですよね、つまり、先生は性格がダメなんですきっと、そのまだ知れぬ意中の相手とも何があったかは知りませんが、きっと先生の行動が至らなかったからでしょうね」

「そうなるか」

「はい、先生の助手を長年務めてますが、先生の正確には難ありです」

「そうなのか・・・」

「はい、いたるところ、ダメダメです」

結果として行くことになった。

「ではまず学校へ行きます」

「それは本当か・・・」

「はい校長先生にどのような生徒だったか聞いてきたいと思います」

「君のその。底知れぬ勇気はどこから出るんだ」

「決まっています、先生の無力さからです」

「そうかこれも相乗効果というのかな」

そして学校着いた。

「助手よ、どうやって入るつもりだ」

「そうですね・・・」

正門の前に教師がいた、顔見知りではないので、通してもらうのも難しく思えた。

「ここは、先生が在校生だったことを言っていれてもらいましょう」

「わかった」

そして話しかける

「あの、在校生なのですが、入ってもよろしいですか」

「誰だい君は?」

「その学校に通っていたものです」

「そうか、今は大切な会議をしているところなんだ、簡単には通せないよ」

「そうですか・・・」

残念ながら正面から入ることは無理となった。

「助手よ、どうする?」

「そうですね・・・」

「こうなったらとりあえず、裏門から入るしかないな」

「そんな裏ルートがあるんですか」

「ああフェンスに穴があってな、そこから入れるんだ」

「そうですか、さすが長年通っていことだけのことはありますね」

「ああ」

そしていよいよ。学校へ

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