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クラッキングから始まる出会い

 新作では、ない。いつもとちょっとノリが、違う。


 10月ぐらいのこと。

 挨拶(?)された、耳元で、イアフォンからだ、声がする、男だ。

「FDTK!」

 なんでそんなこと決めれるんだろう、どうせやつは、勝手にFDK、それ即ちオレをDTだと決めつけたんだ、まあ、そのDTもなんの略だかは言ってこないからあえてそれは言及しないでおくが。

すると今度は、「FDキョコンくんとこ」

 女の声だ、ロリ声だ、いや、ただ幼児みたいな声っていう意味ではない、気になる人はオレと同じようにクラッキングされてみな、というのは本心ではない。

 ようつべ、と検索して音楽を聴いた。

なんだかいつもと曲が違う、歌っている、女だ、熱唱なんじゃってぐらいの声、こちらの声は、ロリっぽさはない、お姉さん、といった具合だが、オレは、ただ、世間でいうお姉さんというものとは認識のズレがあるって思ったんだ。オレはすぐにわかった、オレはいま、グルの3人以上の男女にクラッキングされてんだって。

でもだ、オレは訴えれば勝てるこの事件を、放置したんだ。


 そして気づけばもう1箇月以上経ち、

オレはメールは送らないが、いろんなところへ意思を書くなどをして、彼らとやりとりした。

 そして数日後

ある女が家に来た、一人だけだが、イメージだとオレよりも11歳上か、でも、彼女は実はもっと若かった、遠野チエ、だ。


 オレは、人とかかわりたくてもかかわれないタイプのコミュ障ではない、彼女にオマエと言われようが平気なタイプである。興味がなさすぎるからコミュ障なだけなんだ、

これが真性コミュ障である。


「一緒に住ませてください、じゃないと自殺するんで」

 これが遠野チエだ、怖い女だと思うか。ほかのグルのヤツらには見捨てられたのか。


 この女は草中毒だが、草は草だ、べつに麻薬的な意味は込めていない。

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