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9話

9話


「うん、多分今日パパが帰って来るわ〜」


朝起きたらそんな事を言い出した

なぜわかる


「どうしてわかったの?」


「感よ〜」


感なら仕方ない


「きょうも、しゅぎょうしてくる」


そう言って庭に出た


「まずは、じゅうなんをして」


「ふるか」


「いちっ、・・・にじゅうごっっ、っはあっはあ」


少しずつ一度に振る回数を増やして行った


そうしてそれを続けていると


「誰かいるのか?」


パパが帰ってきたようだ


「ぱぱ!」


「大きくなったなー ただいま」


「もしかして〜 パパ帰ってきたの〜」


そう言ってママが庭に出てきた


「ただいま、テオ」


「お帰りなさい〜 アレス〜」


「ところでケーマは、ここで何していたんだ?」


「なまりのけんで、しゅぎょうしてた」


「そっかー 修行かー

そうだ俺が少しみてやろう」


「ほんとっ!」


「ああ、少し振ってみてくれ」


袈裟懸けに丸太に向かって斬りかかる


ゴンッ っと音がなった


「かなりいい音だなーって言うか、それ俺が8歳になってから使った2キロはあるやつだし

なんかちょっといい感じの剣筋してるし」


前世の俺は、これでも家に帰ったら木刀(修学旅行で買った)を毎日振っていた

動画を見たりしながら、体全体を見れる鏡の前で

間違った箇所を修正したりいろいろ調べて取り入れてみたりしたものだ


「すごいな俺の息子は、 だがもう少し足をだな・・・

って言うことだ、やってみろ」


「はーい!」


言われた箇所を直して行ったら


「なかなかいい感じじゃないか」


褒めてもらえた


「よし、そのまま続けてみろ」


少し疲れてきたがまだまだいける

そうしてしばらく振っていると

ママが言った


「そろそろ〜子供に〜やらせる〜範囲じゃ〜無くなってない〜?」


少し怖かった


「っああ、そうだなそろそろやめるかー」


「うん」


そうしてそのあとは家の中に入って、2人は話をしていたようだった

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