7話
7話
「今日はパパが帰って来ますよ〜」
「ぱぱ?」
「そうですよ〜」
今日はパパが帰って来るらしい
「じゃあ帰って来るまで本でも読んでましょうか〜」
そうしてしばらく本を読んでもらっていた
「そろそろ帰ってくるかな〜」
「ただいまー」
帰って来た、なかなかのイケメンなようだ
近づいて来たようなので、鑑定してみるか
(鑑定)
アレス (人間)
Sランク冒険者
備考 テオの夫、一人の子供がいる
スキル
D
剣技 盾技 解体 分析
C
解析
B
剣術 盾術
A
神剣術
Sランクなのか、神剣術とかあるし、かなりすごいと思う
「お帰りなさい〜 アレス〜」
「ただいま テオ」
「ぱぱ?」
「ああ、そうだパパだぞー」
「ぱぱ!」
「パパはなー冒険者なんだぞー、まあそのせいで帰ってこれなかったんだけどな」
話があるようで少し2人で話をしていたようだ
お、パパが戻って来たようだ
「ぱぱ、ぼうけんの、おはなし、してー」
「いいぞ、これは5年前の話だ、とある町に魔物の大群が攻めて来たんだ、
そこには魔法使いが居たんだが
みんなで力を合わせても魔物の大群に苦戦しててな、もうダメだってなったんだ
その時に現れたるは最年少Sランク冒険者 アーレースー
その力は魔物の大群を相手にしても有り余るほどだったんだ
あっと言うまに魔物は全滅、町の安全は守られた
っと言う訳なんだ」
「すごーい、ほかにも、おはなし、してー」
いろいろな話を聞いたが、かなりすごい活躍をしたようだ
3日後
「ケーマ俺は、また2年くらいはSランク冒険者として戦わなくてはならない、でもっ
俺のことは忘れないでいてくれ」
そうしてパパはまた、Sランク冒険者として戦いに行った
そんな事があったがそろそろ寝る時間だ
「おやすみケーマ」
ママがそう言ったので寝る事にした
「やっほーリルですよー」
「おう、なんか毎日会っているのに久しぶりな気がするな」
「確かにそうですね」
「ところで今日はパパがまた1年もの戦いに行っていたんだがこう言う事って
冒険者では当たり前なのか?」
「そうですねー、Sランクの冒険者ならそう言った事はありますね」
「どうしてだ?」
「単純にSランク冒険者しか達成できなくて、早くしないと魔物が大変な事になる
って状況がそこそこあるからですね」
「そうなのか、この世界は大変なんだな」
まあ今回はこの事だけ話せればいいか
「よし!」
ビクッ
大きな声を出すとちょっとリルがびっくりしていた
「じゃあ、今回初めて切ってみようと思う」
「おおー」
「じゃあ切るぞ、じゃあな」
「はい、さようなら」
こんな事をしていたらあっと言う間に2年が過ぎていた
読んでくださっている方が増えているのがうれしくて不定期なはずが一日一話になってます