5話
5話
目が覚めた、籠のようなベットに寝かされているようだ
ベットはバスケット状の物を床に直接置かれているようだ
「あらあら起きたの」
誰かに声をかけられた
言葉は通じるようだ
「ママですよ〜」
顔を近ずけられた
かなり美人なようだった
「あぅ〜」
やはり言葉は喋れないようだ
「もしかして返事したのかな?」
「まだ産まれて1ヵ月しか経ってないのにケーマは凄いのね〜」
喋り方がほんわかしてる
じゃなくてケーマって名前なのか
それから少ししたら眠気が襲ってきたので逆らわずに寝た
「やっほーリルですよー」
「テンション高すぎだろ、それにキャラがブレッブレだし」
リルが居た
「しょうがないじゃ無いですか11ヵ月も待ったんだからねっ!」
「なぜ11ヵ月?」
普通に返してみた
「途中で乗り移るみたいな事は、したくなかったので、ちょっと待ってたんですよ」
少し赤くなってた
「そうか」
「そろそろ時間ですね」
「早いなぁ」
「そうですねぇ」
「じゃあまたな」
「はい!」
目が覚めた
今は、誰も居ないようだ
少し手を動かしてみる
小さい手だ少し動かしずらい
体を動かそうとしたがまだ無理なようだった
周りを見回してみた、目がまだちゃんと見えてないようで
ぼんやりとしか見え無いが、いま部屋に人がいないのはわかった
別の部屋から、ママが来たようだ
そうだ、鑑定してみよう
(鑑定)
テオ (森人)
エデンの森にいた森人
備考 アレスの妻、1人の子供がいる
スキル
D
魔力探知
C
光魔法 風魔法
少なっ!
それと父親の名前はアレスなのか
こうしている間に時が過ぎ3ヵ月が経った
やっと首が座ってハイハイができるようになった はずだ
なのでベットの外に出てみようと思う
まずは布団から出るか
寝返りを打つようにして布団からでる
布団からでたら、掴まり立ち状態になって立ってみる
この様子じゃあまだ一人で歩くのは無理そうだ
そうして頑張ってベットの外に出たら
ハイハイで外を歩き回ってみる
2ヵ月前より目が見えるようになったので
周りを見回すと本棚があった
本の背表紙に書いてある文字はなぜか読めるようだ
これは異世界の特典だろうか?それがわかっただけでもいいか
ベットの中に戻った、今思い出したがステータスといってみよう
(ステータス)
ケーマ (人間と森人のハーフ)
テオとアレスの子供
備考 転生者
能力
体力 40/40
魔力 5/5
筋力 15
知力 190
スキル
D
拳技 魔力探知 分析
C
火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 光魔法 闇魔法 解析
B
鑑定
A
神鑑定 神剣術 神拳術
!!!
ゲームみたいになるのか
自分のステータスしか見れないのか?
知力が高いのか?
転生したからか?
スキルがなんか増えてる
スキルが手に入りやすくなるって言っていたけど
それのせいなのか?
まあいいか、とりあえず体力を鑑定してみよう
(鑑定)
体力、生命力も兼ねている、これがなくなれば死ぬ
なくならなくても心臓を刺されては死ぬ
だが多ければ多いほど死ぬまでの時間が長く
死ぬ前に回復すれば助かる
備考 回復しなければ痛みが続く、
一般の成人の平均は85
俺の体力は赤ん坊にしては多いかな?
次は、魔力だな
(鑑定)
魔力、魔法を使うためのもの、これがなければ使えない
備考 最初から0の人の方が多い、その人は魔法が使えない
魔力が1以上ある方がかなり珍しい
一般の成人の平均は0
珍しいのか、もしかしてママって凄い?次は筋力だな
(鑑定)
筋力、力の強さでもある、これが高ければ石を握り潰せたりする
備考 これが高くなっても筋肉が直接増えると言う訳では無い
一般の成人の平均は50
これも赤ん坊にしては多いかな?
次は知力か
(鑑定)
知力、考える力、頭の良さこれが高ければ記憶力もよくなる
備考 本を読んだり戦略などを考えたりしても上がる
一般の成人の平均は40
やっぱり高かったようだ
そうしている間に生まれてから1年が過ぎた