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紋章持つ者の物語  作者: さくれれ
序章
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1話 小さな希望と大きな災厄の紋章

多種族が魔法で暮らし剣術で生き延びる世界フォルメニア

その世界のある小さな村で、一人の少年が生まれた

新たな生命の誕生に皆が喜んだ、だが右手の甲にある紋章でその喜びは薄れてしまった

紋章の形は小さな希望、それを包む大きな災厄の形をとっていた

村長は言った


「紋章の効果が出るのは8歳から、それまではこの村で育てよう、名前は与えずに…」


親も複雑な心境ながら納得し皆も納得した

赤ん坊だった少年は、すくすく育っていった

言葉も覚え、少しながら剣術も覚えた

そして8歳になった日、村長は少年にこう告げた


「今日、君にはこの村を出て行ってもらう必要がある…君が悪い訳ではない、理由は君の右手にある紋章だ…その紋章は希望こそあるものの、災厄の形を大きく取っている…ここに滞在することはダメだが困ったらいつでも訪ねて来なさい、できるだけ力になってあげよう」


少年は村長の言葉を理解して村を出て行った

少し悲しかったけど、村の平和が自分の右手にある紋章によって壊れてしまわぬように遠くへ行った


少年は森の中で育ちたくましく生きた

村を出るときに貰った本を頼りに鉱石から自分の武器を作ったり魔法を覚えたりもした

通りかかる商人や旅人との交易でお金も得ることができた

そして18歳になった日、少年は思った


ーーこの世界にはもっと刺激的なものがあるのだろうか?あるならそれに触れてみたいーー


少年は旅をすることを決めた

更新ペースはかなりおそめになると思いますがよろしくお願いします

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