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夢の中でもいいから  作者: てんまろ
1/1

もう一度、立ち向かう強さを


「僕なんて、どうせ死ぬんだから」


13歳になったミナトは余命1年の時間をもて余していた

車椅子での担当看護師との散歩の風景

窓から見える学校には沢山の生徒

9歳から入院していたミナトに中学の友達などいるはずもなく

お見舞いに来るのは母親だけ

それでも大好きだった父親はいつも元気にしてくれた

11歳の時に事故でなくなるまでは


ミナトの心には、もう残り短い命をただ待つだけだった


こんな世界はいらない…

なんで、僕を置いてお父さんは死んじゃったの?

僕は、一体これからどうしたらいいの?




ふとある日、一冊の本を見つける

絶望に耽っていたミナトの心になにかが入り込んでくる

まるで、死を待つ少年を助けるかのように


この本を読んでみたい

なぜかはわからないけれど

この本を読まなければいけない気がする


それは、この本に隠されたある秘密と

壮大な物語の始まりにすぎなかった……


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