旅館のお話
ある旅館で起こったお話です。
雪がちらつくときでした。 その旅館は、一日につき一組しか泊まれない旅館でした。
四人の家族がこの旅館にやってきました。四人は風呂に入って、温泉を楽しみました。
その後卓球の試合をみんなでしました。
二人の子供が、トイレに行くと言っていきました。 ですが、あまりにも遅いので夫婦は、 探しに行こうとしましたが、旅館の従業員は、見つけたら連れて行くと言うので、先に料理のあるところへいきました。
料理は季節の野菜、しゃぶしゃぶや漬物、味噌汁がありました。ふたりは、とても美味しいと言っていました。
従業員の服を着ていないおばあさんがやってきました。二人は不思議に思いました。そして声をおばあさんからかけられました。
「お前さんら、その料理のしゃぶしゃぶの肉を食べてしまったのかね?」
夫婦は言いました。
「はい。とても脂がのっていて美味しいですが、どうしたのですか?」
おばあさんは、哀しそうな顔をした後、
「早くお逃げなさい。その肉は、お前さんらの連れの中でいなくなったした人の肉だ。
今のうちに食べるのをやめなさい。時間が経てば帰れるだろう」
夫婦は、驚き食べるのをやめました。しかし肉が食べたくなってきてしまい、肉を食べてしまいました。
夫婦は、肉が美味しすぎてお腹いっぱいになるまで食べてしまいました。
翌朝、妻は顔を鏡でみて、叫んでしまいました。驚いた夫が近くに行くと、妻はいきなりナイフで夫を刺しました。妻は、夫を肉の塊としか見えなかったのです。妻は肉を食べてしまいました。
やがて、妻はお金を置いてどこかへ行ってしまいました。
これが雪のちらつく日に起こったある旅館の話です。
みなさんもこのようなことにならないといいですね。