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ビバ★鑑真ーDo you need the best HARLEM?ー  作者:
ビバ3章★栃木都知事に会ってきました
17/19

ビバ17★牛女失神しました

 「あー! どうして俺はこんな事に巻きこまれなきゃなんないんだよ!」

 鑑真は唸った。それもそのはず。だって鑑真には心当たりが何一つないのだから。しかし紗良は、

 「いちゃいちゃしてたのがいけなかったかもしれないわね。体格的には私の勝ちだけど」

 といい谷間自慢を始めた。やめろ。雑念が入る。

 「どうしようもないわね、何かわからないけどごめんなさいって言ったらどうかしらカッコワライ」

 「現実世界で使うなそれ」

 何がカッコワライだ。こっちは死か死を選ぶ大変なときなんだぞ。え、どっちも一緒? 死に方を選ぶ権利ぐらいあるだろ。

 と、そこで喫茶店から出て行く少女を見かけた。

 「あれ、瑞希だよな?」

 「そうみたいね。追いましょう」


 「あっちの草原に逃げたな」

 「消火はするからここを焼き払って」

 「ふーい」

 といい、鑑真は焼き尽くそうとするが、

 「止めとけお前ぇ」

 三人目が現れた。龍羅だ。

 「なぜ此処に」

 「お前等に伝言…」

 「行きましょう」

 半分無視した。そして鑑真の手には炎が浮かんでいた。それをちょん、と当てると、草原は一瞬で跡形も無くなった。

 

 「寒いわね」

 確かに今は冬だが、そんなにも寒くないような気もする。

 「そんなことねえだろ」

 「とても寒いわ」

 どうすればそうなるのか解らないが、鑑真は紗良の寒さを癒やす方法を考えてみた。

 すると、ふぅぅっと弱い炎が現れた。

 「そうかこれをああすれば」

 「どうするのよ」

 「ちょっと胸んなか失礼」

 というと、紗良の胸を谷間で二分割した。

 「ちょっと、そんな、色欲処理なんて、だめよ」

 「えっちい意味じゃねえって」

 そしてその一番心臓に近いところに炎を送り込んだ。

 少しづつ暖かくなっていく。

 「暖かいわ」

 「俺もどうやったかはわからんがな。でも、暖かいだろ?」

 「鑑真も私の胸の感触はどうだったかしら」

 んなとこでキレるなよ!

 「フィールソーグッド」

 「はっきり言わないで!」

 ぶっ飛ばされた。まあ仕方ねえよな。

  

 ここまで来たが、そんな気配は一向にない。というか瑞希を見失った。

 「やべえな」

 「いったん戻りましょう」

 すると、謎の声が天から聞こえた。


 『帰らせないよーん☆』

 「え?もう一回よろしく」

 『帰らせないよーん☆』

 「聞こえなかった」

 『か…帰らせないよーん☆』

 「小物臭がした。帰ろう」

 とそこである男が落ちてきた。いや、正確には、上空3000mから傷一つなく落ちてきた。


 「よぅ。自己紹介してくれよボーイアンド牛女」

 「牛女じゃないわよ」

 「だから名前聞いてんだよ胸だけ女」

 と言うわけで自己紹介(?)が始まった。

 「あぁ、俺の名前か。栃木王属空軍少佐の、角商機かどしょうきでーす☆」

 鑑真はバカ連中かと思っていたが紗良が目を見開き驚きを隠せていない。

 「なにかあったのか」

 「私…こんなの無理」

 というと、地面に向かい倒れてしまった。失神したようだ。鑑真はそれを拾い上げ、近くの木の下で休ませておく。

 「あいつがビビるってことはちったあ強いんですね?」

 「そうだよ! 俺は軍最強の男。能力は万物の角度を制御すること。別名は、角操者アングルコントローラーかな☆」

 「自慢ありがとうございますね。それでは今はお引き取りください。私は彼女を何とかしないといけないので」

 「はーい☆」

 と言い、角操者はどこかに去っていった。


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