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ビバ★鑑真ーDo you need the best HARLEM?ー  作者:
ビバ2章★炎と獣の関係でした
14/19

ビバ14★仲間が増えて夢が消えました

 朝がきた。

 「さあ、全員そろったね?」

 瑞希の一言で全員集合した。

 「今日こそ本体を倒すぞ!」

 「「「「おーっ」」」」

 猶予はまだある。だがこれ以上長引かせる訳にもいかない。

 「じゃあ日光中心部に行きますか! さあ行基、テレポートしてくれ」

 「いきます!」

 瞬間、座標移動が発動し、鑑真たちをまばゆい光が包んだ。


 「やっぱり荒らされてるな」

 あれは日光東照宮。幼い頃母と二人で行ったことがある。でも、昔あったようなものじゃなく、今の姿は半壊だ。

 その前に、女の人が空を飛んでいた。

 「で、あそこの小悪魔みたいな人誰なんだよ…。空飛んでるし」

 「まさか人間体になれるなんて…あの龍は何者なの!?」

 紗良が驚いている。よほど恐ろしい生き物なのだろう。一応聞いてみた。

 「ワイヴァーンなのか。んで、その人間体になるってすごいことなの?」

 「ええすごいわ。現在確認されているのは、死裁竜ニーズホッグが男の子供になる姿しかないの」

 なるほど。そりゃすげえな。

 と、たわいもないのかどうかよくわからない会話をしていると。女の人がこちらを向き、近寄ってきた。そして女は鑑真たちにしゃべりかけた。

 「あら、そこのボーイアンドガールズも私を殺しにきたのん?」

 「僕は男ですよ! まああなたを殺して女になりますけど」

 行基が怒鳴る。

 「いいじゃないの、それくらい間違えても。だってあなたはこうなるもん」

 その時ワイヴァーンは手からボールを作りだし行基に投げた。

 それが爆発した。そのとき行基は耐えたのだが、

 「まだまだ吹き飛ばされないぞ、ボヤ○キーでもなけりゃバ○キ○マンでもないしロ○ット団でもない僕が」

 吹っ飛ばされた。

 「本当に星のようにキラーンってなるのね」

 「どうだった? 私のサプライズはぁん? もっと遊びたくないのん?」

 「遊びたいです!」

 鑑真は「夜に」と言い忘れていた。

 「純情ボーイ大好きよん! でもでもぉ、こんなのつまんないぃ! 私と遊ぶならもっと試練を乗り越えないとぉ!」

 「いえ、今すぐにでもラブホに」

 「おにいちゃん駄目だよ」

 腕を摘ままれた。

 「純情じゃないボーイには特別にダミー百体をどうぞぉ! じゃあまた後でねぇ!」

 というとワイヴァーンは消えた。だが、前方から百体の黒翼龍が襲いかかってきた。

 「龍ってこんな出てくるもんなの?」

 「普通ならあり得ないわ!」

 流石にボスドラゴン百体とか出てきたら廃人でも萎えるとおもう。

 「んじゃ、一体ずつ…ん?」

 「お兄ちゃん、この前のダミーより強くなってるよ!」

 「エ゛エ゛ッ゛!?」

 いや本気でエに濁点つきました。


 「八十…八十一…」

 「ダメ! もうこっちに来ますわ!」

 残り総数十五体で、鑑真たちは捕まった。

 「ううっ、痛いっ」

 「うああっ」

 「これを火であぶってと。…ん?」

 火を跳ね返された。

 「くぅーっ! どうすれば…」

 と辺りを見回すと、ワイヴァーンたちが喧嘩していた。どうやら、

 「その胸のデカい子抱かせろ!」

 「このぺちゃ要らん!」

 と言っているようだ。そして喧嘩は殴り合いに発展した。締め上げられた人々は解放された。

 「これで一件落着、か」

 ワイヴァーン十五体全員自滅で終わった。

 とナイスタイミングで、行基が空から落ちてきた。

 「空の上から見てましたよ。さて、本家のもとに行きましょう」

 またまばゆい光が包み、鑑真たちの座標を移動させた。


 「寝てる」

 どうやらさっきの力のおかげで疲れてしまったようだ。

 「起こすか」

 すると、ワイヴァーンは気配を察知したのか起きてきた。

 「君達もうついたのん? 私今ちょっと疲れてるのん。少し寝かせてほしいのん」

 「いや、俺らはお前を殺しに来たんだ」

 「じゃあ、仲間になってあげるのん」

 「は!?」

 「今戦う気分じゃないのん。だからパーティーに入れてほしいのん」

 「お、お前な」

 「断るのん? じゃあ首から上ちょんぎるねぇ」

 「やっぱ仲間になって下さい!」

 こうしてワイヴァーンが家に住み着くことになった。


 鑑真は警察に電話していた。

 「え? 報奨金なし?」

 『そりゃそうですよ、殺すのが任務であり侍らかすのは任務じゃないです』

 「まあそれもそうか」

 この瞬間、いろんな人の夢があっけなく散った。

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