不思議な世界で
主「フワァーよく寝たわ …あれ?ここどこ?」
あたりを見渡すとそこは自分の部屋ではなく草原だった
(確かグーシエンの記憶を見た後自分の部屋のベットで寝ちゃったはずなんだけど…)
???『やっと起きましたね』
突然聞こえてきた声にびっくりしながら恐る恐る見てみるとそこには美しい大人の女性がいた
主「あ、貴方は誰?」
???『私は貴女の守護神なるものです』
そう言うと柔らかに微笑んだ
主「私の守護神?名前はあるの?」
???『私の名前ですか?そうですね… 他の守護神からはシロマと呼ばれていますね』
主「じゃあシロマさんでいいかしら?」
シロマ『呼び捨てで構いませんよ?』
主「そう、じゃあシロマに聞きたいのだけど、ここはどこ?」
シロマ『簡単に言えば、ここは守護神とその守護神に憑かれる者が唯一会える場所ですね』
主「つまり、シロマが私を呼んだの?」
シロマ『はい そういう事です 貴女に渡したいものがあってここに呼びました』
主「渡したいもの?」
シロマ『これです』
そう言ってシロマは数珠玉のブレスレット様なものを渡してきた
シロマ『それは私の家に代々伝わっているお守りです これを憑いた者に渡すという決まりなのです』
主「これを私に?」
シロマ『はい きっと何かの役にたつはずです』
主「ありがとうシロマっ!?」
急に目眩がして意識が遠くなっていく
シロマ『時間ですね… これからもご無事を願っています』
遠くでシロマが微笑みかけていた
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主「うぅん?はっ!?ここは…」
見渡すがそこは自分の部屋であった
主「夢?幻?」
不思議に思っているとふと手首に違和感を感じた
見てみると手首に数珠玉のブレスレットがついていた
主「夢じゃ無かったんだ…」
幻想的な輝きを放つブレスレットに目をやりながら呟いた
イルザ『お姉ちゃん、起きてる?朝ごはん出来たって』
暫くブレスレットを眺めていると扉の叩く音と共にイルザの声が聞こえてきた
主「はーい、すぐ行くー!!」
私はそう言ってベットからおりた
またしても中途半端なところで…
あっ、数珠玉のブレスレットまだ先ですが、
結構重要な役割をしてくれるはずです←おい!
これからもよろしくお願いいたします!