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当然現れた少女
私の名前は文月柚奈。今年から高校1年生になります!!ちなみに今は春休み!だから今日は離ればなれになってしまう友達と買い物をしたりしていた。そしてさっき解散となった。家に着き今日とったプリクラを見ながら部屋に向かった。
「楽しかったな~」
なんて思いながら部屋を開けると、眩しく光った
「ッ!?なに!?」
光が収まり中を覗いて私は目を見開いた。
なぜなら、部屋の真ん中でみたことのない少女が立っていたのだ…いや、正確には“浮いていた”のだ。
「あ、あなたは誰なの?」
パニックになりながらもその少女にたずねた。
よくみると、少女には薄紫の美しい小さな翼が背中についていた。
髪は薄い桃色の美しい髪で光の反射によって桃色の髪は白銀に輝いて見える、瞳は翼と同じ淡い紫色だ
った。
普通の人間でこんな美しい髪を持っている人や紫の瞳の人はまずいないだろう。
ましてや背中なんかに翼なんてあり得るはずがない 私が少女のことをじっと見ているとその少女が少し近づいてきた。
そして口をひらいた。