治癒担当…ミセリア・メルム、アレン・テラフォース
「仕方ないと思います。だって包帯の上に1度や2度薬品をぶちまけるなんて誰もが必ず経験する事でしょう?だからそんなに怒らないで下さい。整った顔が台無しで……ふざけるなって、俺はいつでも真面目ですよ?真面目ボーイです。だからふざけてないですってば。いひゃいれす。ほおをひっぱらないでくらさい。……毎度毎度俺の頬引っ張るのやめて貰えますか?って、そこで笑わないで下さい。」
「残念ですが君のその傷、治す事はできません。いえ、治せないわけでは無くて、只単に俺が治す気分じゃないんです。……どうしても、ですか。それならば僕の興味を引く何かを見せて貰えますか?そうですね……制限時間は2分。はい、スタートです。」
『母さん、俺いつか医務の仕事に就くから、父さんの病の原因だって見つけるから、だからそんなに……そんなに泣くなよ。』
『俺の母親のように、あんただって惨めに苦しみながら死にたくないだろ?俺は災厄なんだ。だから金輪際俺に関わるな。お願いだから……関わら、ないでくれ……』
〔……君達は災厄である俺を消そうとしているだけで、どちらかと言われれば正義の部類に入ります。それでもやっぱり、消えるのは怖いです。消えれるのかも分からないけれど、未知なる領域へ足を踏み入れるのは誰だって怖いですよね──そういう訳なので、最後まで、この血が尽きるまで精一杯抵抗させていただきます。〕
名前:ミセリア・メルム
性別:男
年齢:18
役柄:ポリティカルコレクトネス治癒担当
性格:甘えると見せかけて突き放したり、突き放すと見せかけて本当に突き放したり。気紛れな猫のような性格。勿論というか、空気はほぼ読めない。顔に感情を出す事はほとんどせず、怒りも喜びも平坦に言葉で表す。何か食べ物や、彼の興味を引く物を与えれば仲良くなれる(というか一方的に懐かれる)事が出来るらしい。逆に彼の苦手な物を与えると、しょんぼりとした雰囲気で見つめてくるか、鉄線でぶすりとやられる。尚、後者の方が確率は高い。かなりの飽き性で、雑用なんかを頼むとほぼ必ず中途半端に終わらせる。時々ちゃんと終わらせてくる事もあるが、労ってやらないと鉄線でぶすりとやられるので注意が必要。更に、1人で外を出歩くと恐ろしい確率で迷子になる為、彼よりしっかりした保護者を付けなければならない。しかし、その代わりに物覚えがかなり良く、1度5感のどれかで感じたものは無意識に記憶している。メモ代わりに使用しても良いかもしれない(きちんと言えたら労うのを忘れずに)。体格の割には運動神経が良く、特に俊敏性、スタミナに優れている。
容姿:身長175センチ体重60キロと細身。髪は深海を想像させる深い藍色をしており、肩下まで伸ばしている。ところどころぴょんぴょんと跳ねているが、本人は特に気にしていない模様。たまに面倒見の良い人が治してくれたりする。瞳はくすんだ深緑で、ほぼ常に半分閉じている(時々いきなり開く)。柔らかい布で出来た黒い手袋を着用しており、それで左手の甲に印された五芒星を隠している。取ろうとすると本気で殴りかかってくる。服装は喪服。本人曰わく、手袋に合うような服を選んでいたらこれになっていた。とのこと。
能力or武器:毒薬散布(ポイズン・スプリンクルとも呼ばれる)
自らの血液を相手に付着させることによって、何かしらの毒、あるいは病を体内へ送り込むことが出来る。それは睡眠を誘うものだったり、凍傷のようなものだったり、薬が無ければ数日で死に至ってしまうものだったりと様々。付着する血液が多ければ多いほど威力は増す。尚、どんな毒を送り込んだかは症状が出るまで本人にも分からない。武器は先の尖った鉄線。自分に刺す用、他人に刺す用とそれぞれ3本ずつ所持している。
過去:ミセリアが9歳の時に父が病で亡くなり、精神を病んでしまった母と2人で細々と暮らしていた。しかし、10歳の時に、ディザースターとしての能力が目覚めてしまう。それを知った母は、『父が病で死んだのは災厄のお前のせいだ』と激昂し、ミセリアの腹に包丁を突き刺すもミセリアは死ぬことは無く、代わりに大量の血液を浴びた母親が父と同じ病で亡くなった。それ以来、なるべく自分の傍に人を寄り付かせたく無く、今のような性格になってしまった。
備考:一人称…俺 二人称…君、~さん 甘過ぎる洋菓子が1番苦手。どれくらい苦手かというと、食べてしまった自分に腹が立って思わず鉄線で思いっきり自分の腕を刺してしまうほど。甘さ控えめの物なら何でも食べられる。イメージソング、イメージCVと共に特に無しで、イメージカラーは赤紫。イメージモデルは書籍、囚人と紙飛行機-少女アポリア-に登場するハル・ヴァーク。
Q.1__構いません。寧ろこいつはフルボッコにして1度性根叩き直した方が良さそうな気さえします!多少の痕が残る程度の傷なら許可無しでズバズバ付けても構いませんよ!
「おや、どうしたのですか? ああ、怪我ですね。まったく、一体何をすればこんな大怪我するのですか? あなたは女の子なんですよ。顔に傷でも残ったらどうします? ............とりあえず応急処置はしました。今は包帯が不足しているので、次の町につくまで辛抱できますか?」
「まったく、何度言ったらわかるのですか? この薬はこの箱にしまうのですよ。何故あなたはいつもあの箱に入れるのですか? 言い訳は聞きませんよ。次、また同じことを繰り返したら......覚悟しておきなさい」
「はっきり言って、貴方などどうでも良いのですよ。おや、聞こえませんでしたか? 貴方など、私には一切関係無いと言ったのですよ。なんですか、私に泣き落としですか? 笑ってしまいますね。私にそんなものは通用しません。そんなことをする暇があったら、死に場所でも探していたらどうなんです? 私がそこであの世逝きにしてあげますよ」
『お父さん? ねぇ、お母さんは何処に行ったの? なんで泣いてるの? お父さん、何をしてるの? 包丁なんかどうするの? やめてお父さん! ねぇ、やめて! なんで!? やめてってば! お父さん!』
『お願い、僕に近寄らないで。キミは死にたくないだろう? ............何故? ......僕はディザースターなんだよ? 僕と一緒にいたら、キミまで殺されてしまう。だから......僕に触れないで』
〔私をどうしようというのです? 焼くなり煮るなり、別に好きなようにしてくださって構いませんが。ただし、私にだって意思はあります。それはそうですよね。人間ですし。今の私は、あなた方に自分自身を売り渡すつもりはないのですよ。意味がわかりませんか? 要するに、私はあなた方に易々と捕獲されるようには出来ていない。そちらが何かしらの手で出てくるのならば、こちらだってしっかり反撃をお返ししてあげますよ。まあ、こういうことです〕
名前:アレン・テラフォース
性別:男
年齢:19
役柄:ポリティカルコレクトネス治癒担当
性格:優しく穏やかで、面倒見の良い頼りになるお兄さん。他人にアレンの性格を説明させたらこうなるだろう。確かに滅多なことでは怒らないし、年下の面倒はよく見ている。誰に対しても敬語を使い、細かいことにもすぐ気がつき、壁の隙間のホコリを誰も気づかぬうちに掃除するということもしばしばある。ただ、アレンには他人には隠している一面がある。臆病で、見知らぬ者には一切近づかない、自分以外の生物などどうでも良いと考える、そんな自分を。臆病が故に「死」というものに向き合えず、20歳になる、つまり子供ではなくなるとディザースターではなくなると同時に不死ではなくなるので、誕生日を迎えるのを恐れている。
容姿:左右で色が違う髪と目を持つ。髪は癖がつきにくいストレートで、長さが膝ほどまである。普段は後頭部の高い位置で藍色の紐で纏めているが、時々纏めずにおろしている。前髪は目を隠すほど長い。それなのに分けることもせずにそのままおろしているので、目は前髪に隠れて全く見えていない。色は頭の真ん中で分かれており、向かって右側が白銀、向かって左側が漆黒。瞳も左右で色が異なり、向かって右側の目が深紅、向かって左側の目が黄金。眉間に五芒星が印されており、長い前髪でそれを隠している。前髪で隠れていてわかりにくいが、目付きが少し悪い。少しとがりぎみの耳に、銀のリングピアスをつけている。身長が190cmほどもあり、初対面の人には怖がられることも。服装は黒い細身のジーンズに黒い七分袖のシャツという、いつも変わらない、地味な服装。靴下も黒い踝カットで靴も黒いスニーカー。とにかく全身真っ黒な服装。何故か首に藍色の首輪をつけており、絶対外そうとしない。
能力or武器:飛天翔 [背中から漆黒の翼をはやすことができる能力。翼なので勿論飛ぶこともできる。翼を出した時、自分の羽根を引き抜いて刃物に変えることも可能。基本的に刃物ならどんな刃物にも変えることができるが、10分で元の羽根に戻ってしまう]
過去:7歳の頃に能力が目覚める。母親は仕事で忙しく、家にいることは滅多に無かった。病弱だが医者の資格を持つ父親と家でいつも遊んでいたが、ある日能力が目覚めたことで母親は「これ以上私に迷惑をかけないで!」と離婚届を叩きつけて出ていった。残された父親は包丁で自殺をし、「お前のせいじゃないから......」と言いながら死んでいった。孤児となったアレンは、法に照らし合わせるとけして誉められない行いを繰り返して生きてきた。そんな中、ポリティカルコレクトネスのディザースターの一人と出会い、ポリティカルコレクトネスに保護される。
備考:一人称は「私」、イメージソングは聖飢魔IIの「敗れざる者」、イメージCVは笹倉慎介さん、イメージカラーはどす黒い赤、イメージモデルは特に無し。
A.はい、勿論大丈夫です。寧ろフルボッコ以上にボッコボコにしてやってください。
何でしょうかねこのキャラ達。逆にちょっと可愛いくらいです(謎)
自分のことフルボッコにしてくださいは…なんかドMの集団みたいなのになりそうですが僕はSじゃないですよ