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人魚の生き方  作者: 義昭
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「       」

彼女の願いを叶える。

それが約束。


対価は貴女の過去。

私だけが知っている貴女の過去。

貴女の想い。

貴女の思い出。




他の誰かが忘れても私たちは忘れない。



そう貴女の願いは――




――私を消して。



誰にも必要とされていないからじゃない。

人間の裏を見たからじゃない。


ましてや恋が実らなかったからでもない。



これは死ぬわけじゃない。

私は彼女たちを守っていきたいのだと、ミアルダは言った。



今まで虐げていた人たちを自分の全てで守りたいのだと。


だから、消してって言うのはおかしいわね、といって笑ったミアルダ。



彼女はきっとマーミリアとクックの近くで今も笑っているはず。


精霊のような守護霊のような。

どういう扱いにしたのかは分からないけれど、神様だからきっと上手にしてくれたはず。


それが彼女の願いだから。


私は泣かない。


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