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赤眼のレリク 第76話
「ハアッハアッ…。」
ナルミがソフィーにつれられて走ってきた。
「どうした?そんなにあわてて…。」
「いや、ソフィーが大変だって言ったから。あなたのことだから大丈夫だと思ったけど…。ソフィーが聞かなくて…。それで、何かあったの?」
「何もない。」
俺はそういって、ナルミに近づいた。
「それよりもあなたを訪ねてきた女の人がいたのだけど?」
ナルミの顔が笑顔過ぎて、怖すぎる。ラリア、お前なんてことしてくれたんだ。
「説明してくれるわよね。」
「はい。」
俺は仕方なく事情を説明した。