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デビル・ジュエリー  作者: かかと
赤眼のレリク篇
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赤眼のレリク 第63話

~アクア視点~

ウルゲイには私がここにくることはばれていたようね。それにしても、またアンガスが相手とは思わなかったけど…。


「そこをどいて下さいます?レリクの父上様。」


私はそう話しかけた。ここで彼と戦うのは避けたい。それが正直なところ。もう、バハムートも召喚しているし、レリクも帰ってきているみたい。そう時間はかけてはいられない。ここはあくまで可能性の一つでしかないのだから…。


「そうはいかない。君はもうやってはならないことをしている。それが私には分かる。君の計画がどういうものか知らないが、どうやら、私たちが望むような形ではなくなってきているようだ。」


この話し方…。まさか、私の“正体”を知っているとでも…。

もしかして、だから、レリクは…。


「私はあなたの正体を知っている。その家系の者だからな。先人たちから受け継がれたものは能力ではないぞ。」


やはり、レリクは隔世遺伝…。だとすれば、これはまずいことになる。


ビリビリ


私の頭が痛む。もう少し…。


「あなたは今、調子がよくないようですな。私もかつてのようにはいかないかもしれませんが、あなたを足止めするくらいはできましょう。今のあなたにはレリクを相手にしているような力は残っていないはず。」


「分かっていたとは驚きです。どうやら、その血は絶えていないようですね。さて、あなたはここで死んでもらいます。レリクに話されたら、厄介なことになります。」


私は剣を取り出し、彼に切りかかった。


ギィィィン


「チッ。」


ギギギ


剣が擦れ合う鈍い音が聞こえる。


「動きが遅い。体の異変までは隠しきれないようですな。」

「クソッ。貴様、そこまで知っていたのか…。」


だが、何だ?この違和感は?彼は全盛期のときよりも早く感じる。どうして、彼はここまで強くなった?


キィィンン


私は距離をとって、術を放った。


「氷塊」


ここの地下トンネルは大きい。しかし、大きいといってもせいぜい3メートルぐらいだ。彼の周りぐらい凍らせるのはたいしたことではないが、彼の主流は水系統。防がれることもある。だから、あえて私は氷の塊をぶつけることにした。


「炎雷」


彼の口から、そう放たれた言葉の術は私の氷の塊を一瞬にして溶かした。

そして、残った雷が私に向かってくる。


私は間一髪、それを右によけて交わした。


「一筋縄ではいかないようね。」

「なめないでくださいよ。私を。」




ズズズズズゥゥゥゥゥゥンンンンン



すごい爆発が地上で起きたようだ。

しかも、この感じだとバハムートがやられてしまったか…。


ここを探してる間にずいぶんと時間がかかっていたらしい。


「本気でいく。」



私は全能力を彼に向けた。


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