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デビル・ジュエリー  作者: かかと
赤眼のレリク篇
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赤眼のレリク 第45話

~ガラリス砂漠、最果て~


あれから4日は歩いただろう。普通の人よりは早い俺たちの脚であっても先はまだ長そうだ。しかし、ここら辺は若干だが、砂ではなく土も含まれている。どこかに大きな洞窟でもあるかもしれない。魔物が住んでいるようなだが…。


もちろん、そこしか、休めるようなところは正直ない。ここ二日はずっと歩きっぱなしだ。ここら辺で一息入れたいところだ。


どう考えても何かの住処のような場所へとたどり着いた。どうも土の質からしてここは砂漠の果てになっているみたいだ。


「ありましたよ。何か嫌な雰囲気ですが…。」

「なんか嫌な予感が…するな。」


重々しい雰囲気な洞窟だ。もちろん、外が暗いということだからかもしれないが…。それにしてもここだけに洞窟があるなんて奇妙だ。そう思わざるを得ない。実際に洞窟みたいなものがあるとしたら、もう少し先だろうと考えていたのだが…。どんなモンスターが住んでいるのかは考えてみたくはないが、やるしかないだろう。


「レリクさん、お願いします。」

「分かっているよ。」


「生態探査」


どうもモンスターらしき奴は発見できない。しかし、何かいることは確かだ。まあ、直感的にはそこまでの相手ではないらしいが…。モンスターではないというのが引っかかる。


「何かひとつだけ生命体を感じる。どうもモンスターではないな。気が進まないが、仕方ない。この先には他に休むところも何もなさそうだ。休まずに行くというわけにもいかん…。気を引き締めて向かおう。」

「はい。」


ロスと俺は武器を構えつつも、前進して行った。



~洞窟内にて~


洞窟の中は案外広いようだ。俺はそう思った。松明を使用しないといけないということでダンジョンではないと判断することができる。俺たちは普通に奥に向かっていった。それにしても、この洞窟は何もないのだろうか?俺自身の勘としては何かあると感じているのだが…。それにしても、あの「生態探査」の感触が気になる。それに洞窟と言えば、あの日を思い出す。


「どうかしましたか?右目ばかり触っていますよ。」

「ああ。何でもないよ。」


さすがに昔のことを思い出したなんて言うことはできない。しかも、ロスはしつこくそのことを聞いてくるだろう。誰にでも話したくないことはあるというのに…。まあ、しかしここまでしつこい奴はいないだろう。


「さてと、ここまで行けば、何もいないと考えてもおかしくないだろう。」

「そうですね。だいぶ奥まで来ました。」

「本当に何もなければいいが…。しかし、あまり奥まで進んでも何もなさそうだ。ここら辺で休むことにしよう。」


それでも嫌な予感がするのには変わりないが…。


「ここら辺で暖を取ろう。」

「寒くなってきました。砂漠はこれ以上に寒くなりますからね。すみませんが、先に番をさせてもらいます。」

「ああ。別に気にしなくてもいい。先に休ましてもらう。」


今の段階ではまだ耐えられるような寒さだ。ロスでもまだ、焚火でもしていればなんとかなるだろう。俺は先に休ませてもらうことにした。



しかしながら、そう簡単に事が進むとは思っていなかった。

見張りをしてから2時間、そんなときにことは起きた。


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