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デビル・ジュエリー  作者: かかと
赤眼のレリク篇
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赤眼のレリク 第27話

それから数刻後…


バシャアアア


「はっ。ここは?」

「さっきの場所だよ。」


まあ、俺には勝てなかったな。当然だと言ったら当然かもしれない。かなりいい線は言っていると思うのだが…。それにしても、ずいぶんと洗練された動きをしていた。彼はいったい誰に習ったのだろうか?


「まさか槍だけで負けてしまうとは思わなかった。」

「しょうがないな。年季が違うからな。それでも、まあ、後ろを守るぐらいには役に立ちそうだな。」

「えっ?」

「明日にはここを立つ。準備しとけ。」

「はい。」


俺はその場を後にした。


ソフィーの家に挨拶に言った後、俺はナルミの家に戻ってきていた。


「明日には出ていく。」

「そう…。」


彼女は少し悲しそうな顔をした。


「すまないな。」

「ううん。いいの…。アクアの情報が入ったのね…。彼女のことは私も心配だし、一緒に行きたいけれど、私では足手まといになるから…。ここに必ず帰ってきてね。待ってるから。」

「ああ。じゃあ、少し早いけど、俺は寝るよ。明日の早朝にはここを出るから。」

「待って。今日ぐらいいいでしょ…。」

そういって彼女は唇をつけてきた…。


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