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リオ・リチャード第5話
「抗争でも起すとつもりですか?」
僕はシーリーを見た。もちろん、首筋には剣を当てたままだ。
「私はそれでも構わない。」
「相変わらずね。あんたは…。レリ…」
「わかりました。僕が折れましょう。今回はこちらのメリットが多いようですしね。」
僕は剣を机に刺した。
「フン。さすがに場数は少しは踏んだようだ。」
「お互い部下もいることですしね。」
僕は外の気配を探った。
シーリーはまじまじと僕を見た。
「一応、気配は消すように言ってあったはずだけどね。」
「僕にもそれなりに力はある。少しはそれを確認いただけたらと思いまして。」
僕は少し間を置いて、彼に尋ねた。
「レオン、君はどうすることにしたんだい?君は大切かつ重要な仲間だ。しかし、このままではほかの仲間にも影響が出かねない。早く決断してほしい。」
レオンは目を閉じて言った。
「結論は決まっていたんだ。それを俺が勝手に理由をつけて、頭の中をかえって混乱させてしまった。」
「俺はお前たちとともに行動する。」
少し遅れてしまいました。
これからも読んでいただけたら幸いです。