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デビル・ジュエリー  作者: かかと
赤眼のレリク篇
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赤眼のレリク 第90話

~?視点~

私は彼が出て行った方向を見ていた。どうして、私は何も知らないのだろう。しかも、彼にどうしてついていこうとしたのだろう?私は彼に尋ねたけど、それは私が知りたいことなのかもしれない…。


ここの洞窟は涼しい。それよりも外のほうが暑すぎたのかもしれない。ここは特別だと彼が言っていた。それは本当だろう。ここで、人が生活をしていけるとはとても思えない。でも、何か彼に感じる?それは私が変だからかな?それとも、彼が何かを持っているのからなのかな?


そう思いながらも私は自分の体を見た。彼が買ってくれた服だ。いまいち、お金の値段はわからなかったけど、店員さんが驚いているのはわかった。相当高価な服に違いない。わざわざ、私の趣味にもあわしてもらったし、作るまでに3日はかかっている。


そう思いながらも、私は体中が痛んでいるのがわかった。こんなに歩くことははじめたから…。いや、そもそも歩いた記憶がないのだから、昔は歩いたことがあるのかもしれない。だけど、私にはちゃんと日常生活をできるようには体がついていく。私が思っている以上に体に行動ができるようにはなっているらしい。


しかし、ここはどこら辺だろう?彼は何とか山脈とかいったけど、その名前すら思い出せない。むしろ、ここの山脈はものすごく過酷だ。ということしか私には覚えていないほどにきつかった。


私は疲れのせいなのか、目を閉じてしまっていた。



~レリク視点~


いくら考えても答えが出てこない。彼女を見たことはある。それは確かなはず…。だが、それが誰なのか…。いや、そもそも俺が覚えている人なんて数が知れているから、思い出すはずだが…。


「生態探査」


俺は周囲のモンスター、もしくは動物を把握した。昔はここをとったときは獲物を見つけることでさえ、苦労したっけな…。


「さて、このモンスターは食えたよな。」


俺は後ろに出てきた巨大な熊を見上げていた。





「さて、と。」


俺は熊を持ち上げた。名前はなんていったかな?まあ、いいや。思い出せねえし、食えることだけわかればそれでいい。でも、普通のやつじゃ、倒すこと自体難しいはずだ。


と俺はあることに気がついた。あの洞窟で「生態探査」をしていないことに…。ここからは割りと近い。何も起きてなければいいが…。


俺は熊を持って、洞窟に向けて走り出した。





洞窟にはすぐに着いたが、ランプも彼女の姿も見当たらなかった。


「炎槍」


俺は持っている槍に火を付与した。これなら、光に困ることもないだろう。しかし、これは結構、エネルギー消費が激しい。



「きゃああああああああ」


そのとき、彼女の声が聞こえた。どうやら、探索に出かけたらしい。俺は足跡を見つけた。


「生態探査」


俺はすぐに彼女の位置を把握した。


そして、彼女の近くにモンスターがいることがわかった。


「これはやばい。彼女は何一つ、武器を持っていない。」


そういって、走り出したが


「これはいったい、どういうことだ?」


彼女の隣にいたモンスターの気配が感じられなくなった…。


彼女がやったのか?


俺は急いで彼女の元へと走った。



~?視点~

私は目を覚ました。どうやら寝てしまったらしい。でも、少しの間だったらしく、彼はまだ帰っていなかった。

彼はここから動くなとはいっていないので、私はこの洞窟を探索することにした。私のリュックを持って。

この洞窟はちょっとした鍾乳洞のようだ。水が天井から滴り落ちるのが聞こえる。それが暗闇の中なので私は少し気味が悪い感じがした。


「でも、少しは彼の役に立たないと…。」


私は足元に注意しながら歩き始めた。


水が滴るぐらいだから、どこかに水がたまっている場所があるはず。


「水はどこでも手に入るけど、雨水ばかりはよくないよね。」


私は若干、勘違いのような気もしてはいたが、水を探そうともっと奥へ行くことにした。



「それにしても、ここは結構広いのね。」



どれくらい歩いただろうか…。私は少しへばっていた。もしかしたら、さっきまで気分がよくなかったのが、その理由かもしれない。


「でも、もう戻ったら、水も手にいれることはできないだろうし…。えっ?分かれ道?」


前方には確かに道が二手に分かれていた。ひとつの道は何か印がつけてある…。そういえば、彼がここに来たことがあるって言っていた。そのときにつけたものなのかもしれない。私はそう確信してその道を選んだ。


すこし狭い道になっていたが、私は何とかそこを通り抜け、広場にたどり着いた。そこには大きな湖があった。


「ここならたくさん水がある。汲んで帰れそう。」


私はリュックを取り出し、水を汲もうとした。



グパアアアアア



私の先から大きな蛇が出てきた。



「きゃああああああああああ」



私は思わず叫んでしまい、意識を失ってしまった。


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